漢方薬は健康を維持するために、東洋医学の知恵が活かされています。経験豊富な中医師が漢方の知恵を生かして、あなたの「自然治癒力」を引き出すお手伝いをさせて頂きます。慢性病でお悩みの方、是非コンドウ薬局にご相談下さい。当店は体質に合った漢方薬をオーダーメイドで調合致します。
日本中医学院卒業 北京・広州中医学院留学 日本自然療法学会会員 日本薬膳振興協会会員 八面蒙色研究会講師
清水寺管長、松本大圓氏揮毫 薬食同源。健康の維持には食生活が大事と説いています。
 
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酒飲みのダイエット
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冬場のうつ症と漢方薬
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老年期

@老年期は肺旺期で、飲食よりも大気中の栄養素を十分吸収することが望ましい。その場合、体力以上に過食すると、大気吸収が難しくなるので、中年期以上に節食を要す。


A無機質、ビタミン、蛋白質などは、そう気を使って摂る必要がなく、適宜な糖質分が栄養素の主役となる。脂肪分は禁物、油性分は食品に含まれているもので十分。

B子どもは腸の蠕動や代謝が早いので、動物食が適しているが、成人以上になると代謝が鈍くなるので、なるべく動物食をやめるのがよい。とくに老年は禁じたほうが無難。なお生ものは絶対にいけない。

C昔から年寄りの冷や水といっているように、冷えになる飲みものは絶対避けることである。夏でも、熱いものを飲食するほうがよい。それに、着るものをたくさに着て、外気の冷えにも用心するのが賢明である。老年になると、どうしても神経が鈍くなり、冷えが体内に深く入らないと感じない。老年になると、全体に筋肉が硬縮を起こしているので冷えになり、飲食物や寒さにあうことは禁物である。

以上が年齢別の食質の基本的考え方であるが、深く掘り下げていくと、男女別・職業別・環境別などの食質もあげられる。しかし、だいたいは個人の体質を中心に、それぞれ異なった点を加味して考察していけばよい。


「講義」
老年期は肺旺体であって、肺旺体は大気中の五大栄養素を他の年代より多く吸収することができます。年代別に、わかりやすく云うと、幼年期は腎系が中心となって、その他の系統の働きは不活発であり、少年期になると腎系・肝系が盛んになり、肺系の働きはまだ完全ではありません。中年期になってようやく肺系が完全化しはじめ、老年期になって初めて、肺が100%完成して、完全な働きをするのです。中年以上は結核にかかりにくいのは、以上のことからもいえます。


老年期は、肺臓から大気中の五大栄養素を吸収するだけの働きをもっているので、口からの飲食物はあまりいりませに。これ以上成長する必要はないのですから、生活するエネルギーだけが必要であって、後はほんの少し余力があればよいわけです。従って、老年期は、大気環境のよいところに住んで、大気中から五大栄養素を摂って、飲食物はあまり摂らないという生活の仕方が、もっともふさわしいのです。

老年になってもジョギングをしている人がいますが、ジョギングは肝系の働きですから、その人の体の条件にあったジョギングであればよいのですが、運動過剰しますと、老化を早めます。夕方走っている人がいますが、これは絶対にいけません。老人には老人なりの運動量、運動方法が必要で、何事も若い人も老人も平等だと考えるのは間違いです。










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