日本中医学院卒業 北京・広州中医学院留学 日本自然療法学会会員 日本薬膳振興協会会員 八面蒙色研究会講師 |
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健忘の分類 | ||
健忘 | ||
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健忘とは、事を忘れることです。東洋医学ではは血と気が調和しているときはよく事を覚え、一度乱れるとしばしば忘れるといいます。 心は血を送る元で、脾は血流を調節し、腎は骨髓を主り、脳を滋養すると云う漢方の考えがあります。現代医学的に考えても、心臓から脳へ酸素と栄養を送る。その酸素と栄養を作るには、消化器が栄養素分バランス良く食べる必要があります。腎は栄養の再吸収に関与しています。 |
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健忘の原因と心・脾・腎の働き | ||
記憶と健忘の東洋医学的なメカニズムは、心・脾・腎の臓が関係します。図のように、この三つの臓が健全であれば、人は良く記憶し忘れることはありません。しかし怪我や事故、精神的な大きなショック、あるいは老化などより、三つの臓の何れかの働きが低下すると記憶力の低下や物忘れをしてきます。 現代医学の記憶のメカニズムは、脳の海馬の神経伝達物質(シナプス)の異常によるもと言われています。 東洋医学では脳に関連する臓は、心・脾・腎と考えています。現代医学の心臓・脾臓・腎臓と、東洋医学の臓とは全く一緒ではありませんが、ある部分では共通します。 |
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東洋医学的な心と健忘 | ||
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東洋医学の脾と健忘 | ||
血液は食べ物の栄養物がいろんな作用を経て、変化してできたものです。 脾が健全であれば血液を保護し、正常な流れを維持して、血管外に出さないようにすることができます。脾の機能が損なわれると、血液は各種の出血性疾患を起こし、心に栄養を送ることができない。 現代医学での脾は、造血系統の重要な器官で、血液との関係は極めて深いと言われています。 |
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東洋医学の腎と健忘 | ||
「髄を生ず」、「脳は髄の海なり」といわれており、腎と脳髄とは深い関係がある。腎が弱ると、めまい、思考力の遅れ、記憶力の減退、健忘などの症状が現れてきます。 「髄を生ず」といわれているのは、腎の精気が生長とか、発育を促進する機能をもっているからです。 「腎は骨髄を生ず」とは、骨の生長、発育、修復は腎気の滋養と活力によるものです。赤ちゃんや乳幼児の「おどり」がいつまでも閉じず、また骨軟化症になるなどは、腎の精気不足の症状です。 腎精が不足すると骨髄がスカスカになって、足腰が軟弱になり行動が不便になります。 健忘症(認知症)の治療は、漢方が最適です。 漢方相談フォームにご記入の上、ご相談下さい。 |
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