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【顔の作りで体質をチェック】

「弱い臓器を直ぐ判断」
「性格や運勢までも・・」

大阪に八面体質論という理論・診断法に基づいて漢方を処方している薬局のグループ、八面蒙色研究会がある。
コンドウ薬局(住吉区)の近藤昭仁さんによると、八面体質論は江戸夫期から明治に活躍した初代黒玄竜子が考案したという。

「二代目黒玄竜子が明治から昭和にかけて活躍し、特に人相術を体系づけ、その弟子の竹安輝高が八面体質論に基づき蒙色治療を行い漢方治療の初歩的体系づけをしました。

その高弟が野村守男先生で、本格的な蒙色治療と食養、漢方治療を行いながら科学的体系化をして現在に続いています。

八面体質論は漢方でいう望診のひとつで、顔のつくりや雰囲気を男面、女面、若衆面、妾面、童面、陰者、遊女面に分け体質を判断する。

「1人の人が一つの面ということではなく、童面と女面が入っている男性もいるし、男面が強い女性もいます」と近藤さん。

それによって体質に特徴があり、故障を起こしやすい臓器が判断できるし、性格や運勢も読めるという。

蒙色については、「望診の一つで、体の中の病気が顔や皮膚表面に現れたものによって診断をします。シミやソバカスもその一つです。蒙色は気色と血色に分けられます。∵

気色は光が関係するので、ある角度.によって見えます。たとえば、鼻の横の縦ジワ(法令紋)が深いのは足腰が強い体質ですが、.少し影が見えたら衰え始めてきたことを表しています。 

血色は皮膚表面によって診断して漢方薬を処方する。鼻を胴体に見立てて、該当する臓器を揉む治療法もあり、阿波鍼灸院では蒙色治療を行っている。

歯周病に八面体質論に基づいて診断をし漢方薬を処方している歯科医師もいる。不思議な感じがする八面体質論ではあるが、興味がある人は左記へ連絡を。

◆問い合わせ
コンドウ薬局
06-6695-2069