漢方薬は健康を維持するために、東洋医学の知恵が活かされています。経験豊富な中医師が漢方の知恵を生かして、あなたの「自然治癒力」を引き出すお手伝いをさせて頂きます。慢性病でお悩みの方、是非コンドウ薬局にご相談下さい。当店は体質に合った漢方薬をオーダーメイドで調合致します。
 日本中医学院卒業 北京・広州中医学院留学 日本自然療法学会会員 日本薬膳振興協会会員 八面蒙色研究会講師
清水寺管長、松本大圓氏揮毫 薬食同源。健康の維持には食生活が大事と説いています。
免疫を高める生活 免疫と漢方 交感神経と副交感神経
コンドウ薬局では八面体質論、あなたの体質を重要視致します。体質を知ることで正確な漢方医薬が選定できます。

免疫と食事
免疫と漢方薬
免疫の仕組み
免疫力を高める生活




免疫と食事
低下した腸管免疫力を改善する食生活
腸管の免疫力がしっかり働いている人は、病気にかかっても長患いせずに、回復も予後も良好の場合が多いのです。成長期には、腸管免疫は加齢とともに活性化しますが、中高年になると腸管免疫は衰え、肩こり、腰痛など辛い慢性痛を持ち、ガンを含む生活習慣病や難病者も年々増えているのが現状です。なぜこのような状況になるかと言えば、これらはストレス社会と対症療法中心の医療によって生み出されているのです。

働きすぎ、悩み、不安などのストレスは自律神経のバランスを乱し、免疫力を低下させて病気を生じさせます。体内で病気が発生すると、免疫力はその力を発揮して自律神経を動かし、自ら回復しようと働きます。このとき治癒反応として痛み、腫れ、発熱、だるさ、咳などが現れ、それを乗り越えた時に病気も治癒します。

ところが、現代の医療は体に現れた症状を悪いものとして、薬で抑え込もうとします。薬の効き目が切れれば再び治癒反応の症状がが出ますから、また薬を使うという悪循環が生じます。この繰り返しにより交感神経はより緊張し、免疫力も低下して病気が長引いてしまうのです。

それらを理解し、働きすぎや過剰なストレス状態を緩和しながら、交感神経と反対の作用を持つ副交感神経の働きを優位にする生活をし、自律神経のバランスを回復させることが病気を治すことにつながるのです。

病気が治る過程で痛みやだるさ、下痢などの症状が生じたり、増幅する場合がありますが、それらを生体の治癒反応と理解し、薬剤の服用で抑えてしまうことをせずに乗り切ることが大切です。症状が我慢できないときには一時的に薬で緩和することも必要ですが、服用し続けて症状を完全に止まめるまで続けることは病気の治癒を遅らせることになります。

 東洋医学では、「くすり瞑眩せざればその疾癒えず。」と言って、この瞑眩症状は服薬後に一時的にあらわれる予期しない反応で、たとえば一時的に症状が悪化・悪心・頭眩・胸悶・頭がふらつき、目のくらみ、目を開けていられない症状などのことで好転反応の一つと考えています。



腸管免疫を高める

副交感神経は無意識に働く神経ですが、意識して刺激をすることで働きを誘導することが可能です。その最も手軽な方法が、副交感神経を支配する消化管を、食べ物で刺激していくことです。腸管などの消化管を刺激するのは、食物繊維などの消化しにくい食べ物です。消化しにくい繊維類などを消化管が何とか消化しようと副交感神経の働きを促し、腸管の運動を活性化する効果の二次的反応として、リンパ球が増えて免疫力が高まるのです。

腸管免疫を高めるには、酵母、キノコ類、海草、野菜などがすすめられます。主食に玄米を取り入れるのも良い方法です。玄米はぬかの部分に消化できない食物繊維を豊富に含む上、炭水化物、タンパク質、ビタミンB群、ミネラルなど、体が必要とする栄養素を含んでいます。玄米を主食として野菜などを補充すれば、それだけでも完璧な食事になります。

玄米の栄養バランスが優れているのは、それ自体が一つの生命体だからです。食物刺激で消化管の運動が活性化しても、体が栄養不足では免疫力は高まりません。小魚、豆、ゴマ、発酵食品である味噌や納豆などの食品も上手に利用しましょう。

食物繊維以外には、少量の酢やレモンなどの酸っぱいもの、苦いものを適度に摂取していくことも、副交感神経の働きを促す智恵です。酸味や苦味は生体が不快とするもので、それを排泄しようと副交感神経が働くことになるわけです。

ガンや難病の克服に玄米菜食が有効なのは、これらの患者さんは病気に対する恐怖や不安が強く、交感神経が極度に緊張しているためです。健康をとり戻してからも徹底した副交感神経優位の食生活を続けていると、今度は優位になりすぎた副交感神経の働きで気力が失われます。それを予防するためには、動物性食品や白米なども適度に食べることです。副交感神経が優位になると、気持ちが穏やかになります。食生活以外では笑ったり、呼吸法などによっても副交感神経の働きが高まり、腸管免疫のアップにつながります。


酵母
 酵母は発酵を促進するため、お酒やパン、味噌(自然発酵)などを作るときに良く用いられます。パンを作るときはパン酵母、味噌を作るときは味噌酵母、お酒を作るときはお酒の種類によってビール酵母、ワイン酵母、清酒酵母、ウィスキー酵母など、それぞれの作り方に適した酵母が使い分けられています。

キノコ類
 シイタケ、エノキタケ、シメジ類、マイタケ、ナメコ、ツクリタケ(マッシュルーム)のように、非常によく食べられており、栽培も行なわれている食用キノコがある。食用キノコにはビタミンB2やビタミンDを含むものが多い。また、シイタケにはグアニル酸が含まれ、だしを取るのに利用されている。またアガリクスなどのキノコが、β-グルカンなどを豊富に含む健康食品が定着している。

海藻類
 日本では海藻は食材として重要で、特にだし取りや煮物の素材としてのコンブ、漉くって紙状に乾燥させたり佃煮や汁物の具材に用いる海苔、汁物や煮物の具財としてのワカメ、寒天や心太(ところてん)にして供されるテングサ、主に煮付けとして供されるヒジキ、酢の物として供されるモズク、あるいは褐藻・紅藻・緑藻の種を問わず鮮魚の刺身の盛り合わせのツマとして大根の千切りや大葉などとともに彩りとして用いられるなど、日本料理の体系で中心的な位置を占める。

野菜類
赤小豆・苺・インゲン豆・エンドウ・エダ豆・オクラ・カボチャ・キュウリ・ツノ苦瓜・胡麻・ササゲ・シカク豆・シロ瓜・西瓜・ソラ豆・枝豆・こだちトマト・ゴーヤー・唐辛子・冬瓜・トウモロコシ・トマト・ナス・ナタ豆・ピーマン・ペピーノ・真桑瓜・メロン・かんぴょう・落花生・レンズ豆・アスパラガス・ウド・空芯菜・里芋・ジャガイモ・生姜・筍コ・ユリ根・蓮根・ワサビ・キャベツ・クレソン・ケール(ハゴロモカンラン)・小松菜・コルニッション・サイシン・サンチュ・春菊・セリ・セロリ・タアサイ・玉葱・チシャ・チンゲン菜・ニラ・葱・白菜・パセリ・フキ・不断草・・ホウレン草・ミズナ・ミブナ・ミツバ・ヨウサイ・ルッコラ・レタス・はなっこりー・蕪・牛蒡・薩摩芋・大根・ニンジン・山芋・アーティチョーク・カリフラワー・菜の花・フキ・ブロッコリー・ミョウガなど。


 
 

Copyright©   Kanpou-kondho-Pharmacy