漢方薬は健康を維持するために、東洋医学の知恵が活かされています。経験豊富な中医師が漢方の知恵を生かして、あなたの「自然治癒力」を引き出すお手伝いをさせて頂きます。慢性病でお悩みの方、是非コンドウ薬局にご相談下さい。当店は体質に合った漢方薬をオーダーメイドで調合致します。
日本中医学院卒業 北京・広州中医学院留学 日本自然療法学会会員 日本薬膳振興協会会員 八面蒙色研究会講師
清水寺管長、松本大圓氏揮毫 薬食同源。健康の維持には食生活が大事と説いています。
 
過労と病因
 
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過活動膀胱の漢方
過敏性大腸炎の漢方
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排尿困難と漢方
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失禁の悩み
排尿困難や膀胱炎
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ドライマウスと漢方
難聴の漢方
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冷え症と漢方
更年期障害の漢
ニキビの漢方
子宮筋腫の漢方
子宮内膜症
月経痛の漢方
不妊症
体全体のもの
慢性疲労症候群
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脳梗塞・脳溢血
浮腫の漢方
ダイエットと漢方
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胃腸病の漢方
胃のつかえ
胃十二指腸潰瘍
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腹痛の漢方
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過敏性大腸炎
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めまい,メニエル病
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唾石症の漢方
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胸部に関する
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肝臓病と漢方薬
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喘息の漢方
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神経症状と漢方
こころの病と漢方
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むずむず脚症候群
皮膚病対策
脂漏性湿疹の漢方
帯状疱疹の漢方
掌蹠膿疱症の漢方
ニキビの漢方
成人型アトピー
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本当に怖い高血圧
鼻うがいのやり方
肝臓と酒の飲み方
酒飲みのダイエット
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過労と病因

 過労から病気になるのは、体に回復力や抵抗力がないからです。体力がない原因は、不摂生な生活を毎日続けて内因的に体力低下させていることが多いと思われます。大半の人は、過労が原因で病気になったと思い込んでいる。しかし、たいていの人は、内因が原因で、過労は内因生活ですっかり体力を弱らせて病の源を蓄積して、もうこれ以上健康を保つのが限度であるという状態に疲労を重ねて、ついに発症したという誘因があるのです。きちんと正しく摂生された生活をしていれば、回復力が強く、過労をしても疲労を残さない。疲労として残るのは体力がなく、内因によるものです。

 譬えば、戦争中のように二昼夜も続けて寝ずに行軍するような過労から比較すれば、現代のような豊かな時代に、過労だけで体をこわす仕事はあまり考えられない。


★過労と休息

 過労とは、疲労を積み重ねたものですが、その積み重ねにも短時間のうちに加算された疲労と毎日毎日繰り返し加算された重度の疲労とがあります。疲労とは、休息して体力が回復する程度の軽いものであり、過労とは、体力に比較して疲労度が勝るものです。

 その過労にも、運動過労、労働過労、頭脳机上過労をはじめ色々ありますが、それぞれどの場合の過労でも、長く持続していくと体力を落とし、ついには先天的に弱い系統に剋傷が発して病気の原因となります。この過労を回復させるのは、なんといっても休息です。なかでも最高の休息は睡眠ですが、睡眠以外の休養のとり方としては、あまり深く疲れないうちに小刻みに休むほうがよい。

 古人の話に、老父と若者が畑を耕して、若者は力にまかせて勢いよく老父の倍も耕したが、あまりにも早く一拳に働いたので、夕方近くになると疲れがでて進めなくなった。しかし老父は、始からゆっくり自分の体力ペースで、休息の問を仕事の中に取り入れて疲労を上手に回復させたため、ひどくは疲れない。結局若者のほうが持続せずに、老父に負けてしまったというのがある。この話のように、筋疲労を極度に低下させるよりも、小刻みに休息の間をとるほうが筋肉の疲労回復の生理にかなっているのです。特に、腎系と心系の弱い人は、小刻みに休み、少しの時間でも寝て休むほうが完全休息ができます。

 また、寝た状態が一番に休まる姿勢で、血液循環が立体姿勢より容易になり、自然治癒力が強く働く。とくに患者の場合など、待合室にいつまでも待たせるのは適当ではない。できるだけベッドに寝かせて待たせることが望ましく、ただ寝かせておくだけでも治癒力が倍増してくる。

 しかし、食べてすぐ寝ることはよくない。座する姿勢は、心臓や胃腸の蠕動運動がよく働くので、消化力が十分に活動するが、寝る姿勢をとると腎の働きは増すが、拮抗して働いている心気、胃腸の力は半減して消化吸収力が緩慢になり、蠕動を低下させて食滞を起こし、胃腸をはじめ肝・膵臓などが変調して病の素因をつくる。

 腎系の弱い人は横になりたがるが、これは腎に力がないために寝て腎力を高め、体力を回復させるのである。それば、寝ることによって、心系・肝系の働きがいったに休止され、それにかわって腎が盛んに働き、立体の全身にいく血液やリンパ液などが、寝ることによって循環が容易になり、未回復のところにまわされるからである。


「解説」

過労とは

 過労とは何であるかということが、まず問題です。疲労とは自然に回復できる場合をいいますが、その疲労が回復しないで、次の日にも残り、それが蓄積されていくのが過労です。問題は疲労回復ができないということで、その理由は体力の低下により、復活力・自然治癒能力が低下しているためです。ですから、過労度と内因力の拮抗問題です。

 しかし、本文に書いてあるように、戦時中の、二昼夜も三昼夜も睡眠をとらないで行軍をしたというような過労に比べたら、いまの時代は過労といえるものはないと思います。
現在の過労とは、不摂生をして体力を落とし、その抵抗力がないという過労がほとにどではないでしょうか。したがって、病因としては、過労というよりも、体力の低下のほうに注意しなければなりません。ですから過労の原因となる不摂生を見ぎわめて、それを是正させ、過労の原因を除いてやるという方法を指導することがたいせつです。


過労と休息

 休息とはなにかということですが、一般的に人体の生埋作用に適する休息というのは、筋肉の疲労度を回復させるものです。授業にしても、二時間も話しっばなし、書きっぱなしということになると、手が疲れてしまいす。ひどく疲れてくると、十分間の休憩くらいでは手の疲れはとれません。それよりも、小刻みに休みながら、講義をしたり、ノートをとったほうが疲労が少ないのです。これもやはり、体力がないと回復しません。










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