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多くの人が悩みを抱える“肩こり”
 
詳しい肩こり対策


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誰もが悩む肩たこり
 秋も深まり、寒さが身にしみて風邪や関節の痛みなど何かと体調を崩しやすい時期になりました。その中でも問題となりやすい症状に、血行が悪くなることで生じる"肩こり"が挙げられます。

 厚労省の発表によると肩こりは女性が訴える症状の第1位(男性では第2位)と多くの方が悩みを抱える症状です。しかしながら、病院や診療所で治療を受けているのは2割程と少ないのが実情です。

 具体的な症状として後頭部から首、肩、肩甲骨の周辺にかけて筋肉の緊張を中心とする不快感、違和感、重苦しさ、痛みなどが挙げられ、原因により本態性と症候性の2つに大別出来ます。


本態性肩こり
筋肉の疲労や負担によって起こる、一般的な肩こり

精神的なストレス
姿勢の悪さ
運動不足
目の疲れ
筋肉の疲れ
冷えなど
症候性肩こり
臓器の病気が影響して出る肩こり

●心筋梗塞
 左肩から背中にかけての痛み、こり、重だるさ

●高血圧
 早朝から肩がこる

●消化器疾患
 背中の下辺りに痛みを伴う

●胆石・肝臓病・膵炎
 右肩、背中が痛み、腹痛を伴う

●五十肩
 夜間に痛むことがある

●更年期障害
 のぼせ、ほてり、イライラなどを伴う

 症状が長期に及ぶ時は肩腱板断裂、頸椎疾患などの重大な疾患である可能性もあるため、医療機関で受診をお奨めします。

東洋医学的に見る肩こり
はっきりとした異常が無い時に起こる肩こりは、現代医学では決め手となる治療方法がないのに対し、優れた効果を発揮するのが漢方療法です。

 肩こりは東洋医学的に見ると癖血や血虚が主な原因とされていますが気や水のバランスの乱れからも肩こりを引き起こす場合があります。


「肩こりを起こす六つのタイプ」

●水の流れの悪いむくみタイプ
 身体がむくみやすい、だるい、水太りするタイプ。むくみが血行を邪魔して肩がこる。

●水の少ない筋張ったタイプ
 身体が硬いタイプで乾いたスポンジと同様に身体が乾燥して硬くなるタイプ

●血が少ない貧血タイプ
 貧血、眼が疲れる、頭がボーッとするなどの症状があるタイプ。

●血行が悪い痛むタイプ
 触れると痛みがあり、肩がこって硬くなるタイプ

●気の流れが悪い緊張タイプ
 筋肉が緊張しやすいタイプ。つい肩に力が入り、ストレスを感じやすい。

●気の少ないタイプ
 疲れやすい、肩が重い感じになるタイプ

日常生活でのポイント

●姿勢が悪くならないように机、椅子の高さ、パソコンの配置を見直す。
●視力が視力が低下していないか、眼鏡は合っているかを確認し、眼の疲れを予防する。
●熱中できるスポーツなどで身体を動かす習慣をもつ。
●半身浴をして身体を温める。
●毎日、適度のストレッチを継続する。
●同じ姿勢を続けるときは一時間に五分程度身体の伸びを行い身体を動かす。
●精神的なストレスを溜めないように、睡眠不足にならないようにする。
●足腰を中心に身体を冷やさないようにする。

食生活も重要

肩こりを解消するのに役立つ食べ物として、筋肉や末梢神経に必要なエネルギーを作り出す働きのある食べ物(大豆、レバー、豚肉など)、血行不良を改善する働きのある食物(ニンニク、胡麻、ナッツ類など)があげられます。


 かたこりを治療する漢方薬方も体質によって処方が変わりますので、問診カードにご記入の上、早めにご相談下さい。



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