日本中医学院卒業 北京・広州中医学院留学 日本自然療法学会会員 日本薬膳振興協会会員 八面蒙色研究会講師 | |||
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脂漏性湿疹 診断・治療方法 漢方の考え方 予防 |
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脂漏性湿疹 | |||
脂漏性皮膚炎は皮脂腺が発達し、皮脂の分泌の多い部分に発症します。頭皮では、脂っぽいフケや皮膚の赤み(紅斑)、顔で鼻の周囲などに脂っぽい薄いかさぶたのようなものを伴った紅斑が見られるのが特徴です。こうした症状は、胸や背中の中央部、わきの下、陰部など、頭や顔以外にも生じることがあります。かゆみのの程度は、ほとんどない人からひどい人までさまざまで、個人差があります。 |
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診断・治療方法 | |||
脂漏性皮膚炎の原因ですが、最近では「真菌(マラセチア)」ではないかという説があります。マラセチアは、皮膚、ことに皮脂を分泌する皮脂腺の出口から毛穴にかけて住んでいる真菌(カビ)です。 脂漏性湿疹に病変部を調べると、この真菌が見つかることが多く、その場合、外用抗真菌薬を塗布すると、1〜2週間で症状が軽快します。ただ、3〜4ヶ月で再発することが多く、外用真菌の再塗布が必要になります。 また、脂漏性皮膚炎の中には、外用抗真菌薬の使用でかえって悪化する例もあります。その場合には、短期間外用ステロイドを塗布することも必要になるときもあります。皮膚の表面にはさまざまな微生物が住んでおり、それらが原因になっている場合もあるためです。 いずれにせよ、現在では、脂漏性皮膚炎の治療には、まだ第一に外用抗真菌薬を使うのが良いとされています。フケが多い場合尿素ローションを併用すると比較的効果的です。 他には全身療法として抗ヒスタミン剤の内服(かゆみに対して)や、ビタミンB2(フラビタン)ビタミンB6(ピロミジン)の内服で予防的効果を期待します。 |
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漢方の考え方 | |||
湿気とは飲食の中の水分過多です。熱気は消化の悪い食べ物、刺激性の香辛料などです。これらが多い食生活が続きますと、胃の中には「湿熱」という邪気が発生いたします。この湿熱が上昇して頭部を中心に犯すし、皮膚の代謝が悪いことと重なって、ある種の皮膚病を形成いたします。これが脂漏性湿疹です。特徴はフケのような落屑があり、患部は赤くなり痒みを伴います。 ストレスも多くの病気の原因となります。特に炎症性の病気(全て)は、ストレスと因果関係があります。 |
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予防 | |||
脂漏性湿疹は刺激性の食物、例えば唐辛子や、辛子、わさびなどを好む人に 多く、こういった物が皮脂の過酸化を促進させて結果的に皮疹を増悪させると いわれています。またビタミンB2、ビタミンB6の欠乏によっても同様の結果になります。つまり刺激性の食物をさけて、ビタミンB2,ビタミンB6を 十分に摂取し、低刺激性のシャンプーや、リンス、石鹸などを使うといった日常生活での注意が必要です。 |
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