排尿困難&前立腺肥大の漢方治療
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排尿困難&前立腺肥大の漢方治療

前立腺肥大の原因


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 今なお議論の多いところですが、前立腺がんと同様に、男性ホルモンであるアンドロゲンが関与していることが確認されています。しかし、発生の有無や程度については不明な点が多いようです。組織学的には、良性の腺腫からなり、前立腺の内腺から発生するので、膀胱の頸部と精丘といわれる部位との間で増大すると考えられています。

前立腺肥大の症状

第1病期

 腺腫により尿道が刺激されるため、後部尿道や会陰部の不快感、重圧感を感じます。また頻尿
(とくに夜間に何度もトイレに起きる)、尿が出る


第2病期

 排尿困難がひどくなるとともに、膀胱内の尿の一部が残るようになります。また、この時期に過度の飲酒や長時間の座業、冷えなどが誘因となって、尿が1滴も出ないという急性完全尿閉がおこることがあります。このように残尿が発生するようになると、腎機能障害、尿路感染症がおこりやすくなります。

第3病期
 残尿量が300~400ミリリットル以上となり、多くの場合、すでに腎機能障害を生じています。残尿がさらに増加すると、膀胱は大きく拡張し、尿がたえず少しずつ排泄されて失禁状態となり(奇異性尿失禁)、この状態を放置すると尿毒症になります。



前立腺肥大の診断

(診断)

(1)直腸内指診 
 前立腺肥大症の場合は、大きさが拡大し、半球状に腫大した前立腺が触れます。大きくなるにしたがって、超クルミ大、鶏卵大、ガチョウ卵大、リンゴ大となります。硬さは正常と変わらず、全体が一様に弾性硬(弾力性のある硬さ)で、周囲との境界は鮮明です。

(2)残尿測定 
第1病期と第2病期との判別に重要です。なるべく膀胱が充満して、みずから尿意を訴えた時点において、十分に排尿させ、排尿終了直後にカテーテルで導尿して、残尿を計測します。正常範囲は10ミリリットル以下です。

(3)エックス線検査 
一般的に尿道膀胱造影を行ないます。前立腺肥大症では、前立腺部尿道の延長、肥大結節(しこり)による左右からの圧迫、結節の膀胱内突出により膀胱底部が押し上げられていることがわかります。


(4)超音波診断法 
 主として経直腸的な方法が行なわれており、これにより腺腫の大きさや重量が推定できます。前立腺の画像診断にもっとも適した検査法であり、その進行の程度を明確に知ることができます。前立腺肥大症の超音波断層像所見では、断面形状は肥大症の程度に応じて半月形から円形に近づき、左右対称性で、被膜が厚くなめらかです。


(5)尿流量測定 
尿路閉塞の検索として適しており、肥大症では閉塞の程度に応じて尿流量が低下します。


(6)前立腺生検 
肥大症の組織像は、良性の腺腫で、がんを否定する目的で行なわれます。前立腺は触診が可能な臓器の1つであり、生検は容易で、危険も少ないものです。



(合併症)
もっとも多い合併症は尿路感染症および腎機能障害です。また、前立腺肥大症は患者が排尿困難のためいきむので、痔核、脱肛、ヘルニアなどをおこしやすいといわれています。

そのほか、患者が高齢なため、心肺機能障害、肝機能障害、高血圧、糖尿病などの他疾患を同時にもっていることが多いので、とくに手術に際しては、これらの合併症を慎重に検索することが重要です。


(治療)
〈保存的療法〉
(1)薬物療法 第1病期の患者が適応となります。排尿障害改善薬として、パラプロスト、エビプロスタット、セルニルトン、ロバベロンや各種のα遮断薬(ハルナールなど)などがありますが、いずれも一時的に排尿障害を改善するだけで、前立腺に対する直接縮小効果はないと考えられています。

最近、合成ゲスターゲン製剤の抗男性ホルモン薬(アンチアンドロゲン)が排尿障害改善とともに、肥大結節の縮小効果がみられるとして、注目されてきました。代表的薬剤として、プロスタール、パーセリン、プレストロンなどが用いられています。


(2)導尿 急性尿閉に対する救急処置として、カテーテルによって膀胱内にたまった尿を排泄します。その後も自然排尿が不能な場合には、バルーン・カテーテル(風船のようにふくらむ管のこと)などを用います。


〈手術療法〉
第2病期の患者が適応となります。手術療法には、前立腺摘除術と、治療用膀胱鏡を使った経尿道的前立腺切除術があります。


(1)前立腺摘除術 
前立腺の肥大した腺腫だけを摘出するものです。手術方法には、病巣の状態を考慮して、恥骨上式、恥骨後式、会陰式、仙骨式などの方法があります。


(2)経尿道的前立腺切除術 
特殊な膀胱鏡を用い、切除する部分を観察しながら、高周波電流を通した切除用伝導子で前立腺の内腺を焼き切る方法です。皮膚切開が不用なので術後の出血が少なく、入院期間も比較的短くて、患者の負担の少ない方法です。


(3)凍結療法、温熱療法 
経尿道的に凍結ユニット(マイナス150度)や温熱ユニット(42~45度以上)を挿入し、前立腺結節を壊死におちいらせる方法ですが、その効果には不明な点が多々あります。


(4)レーザー療法 
経尿道的に腫大した結節をレーザーで凝固する新しい方法です。
また、第3病期の患者にたいしては、留置カテーテルをつねに使用して残尿をなくし、点摘などで脱水症や電解質不均衡を是正し、まず腎機能の回復をはかります。腎機能が改善されれば第2病期に戻ることになるわけで、手術療法も可能となります。


◎生活上の注意 
前立腺肥大症は、現在きわめて普遍的に存在しており、55歳以上の検診患者の18.3%に第1病期の肥大症が、4.9%に第2病期の肥大症が発見されています。

これは、この病気が男性高齢者の生理的変化であり、ありふれた病気であることを示しています。しかも、年齢が高く
なるほど発生率が加速度的に上昇し、40歳代で8~36%、60歳代で37~69%、80歳代では80~100%となります。

この病気にかかりやすいのは、概して西欧的な生活パターンを有する人です。いい方をかえると、経済的に恵まれ、精力的な性生活を送り、肉食、乳製品を好んで食べ、緑黄色野菜や漬物の摂取量が少ないことなどが誘因としてあげられます。


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