ガングリオンは漢方薬で十分に治せます。漢方治療は体質から改善しますので、再発の予防が出来ます。
悪化しないうちにコンドウ薬局にご相談下さい。 |
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ガングリオンの東洋医学の考え |
「諸々の湿や腫満は、脾に属している」
湿とは水湿が体内に余分に貯まった状態をいい、腫満とは浮腫や腹部の脹満を指しています。水湿の邪によって腫満(皮膚では浮腫、腹部では脹満)を生じるのは、体表体内を問わず、多くは脾の運化機能の失調であると東洋医学では考えています。
「諸々の奇病は水毒である」
古人は、水毒というものは多くの奇病を発生させると言っています。ガングリオンも現代医学的には組織液の停滞と考えています。組織液は東洋医学では体内の正常な水液と考えており、この水液が何かにの原因である場所に停滞すると、水毒となり諸々の病変を引き起こす事があります。ガングリオンも水毒の停滞と考えています。治療には水分代謝を促進する薬物と、水毒の多くは血液の流れに異変を起こすという考えから、駆お血薬の併用が多く使われます。
ガングリオンは放置しても危険は無いという考えもありますが、中には神経を圧迫して痛みが出る場合もありますので、漢方治療をお奨め致します。
漢方治療は、体質によって使う処方は変わってきます。ガングリオンの治療も必ず漢方の専門家にご相談下さい。漢方治療には相談フォームを大事に致します。
にご記入のうえ相談下さい。
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病気と気血水 |
東洋医学には、気血水と言う考えがあります。この三者が全身をくまなく流れていると健康は維持できます。気血水の何れかがの流れが停滞すると、必ず他に波及して気血水の全ての流れに異変が起きて病証を現すようになります。
ガングリオンを例に取れば、水の停滞は腫れを生じ、血の停滞は硬さを生じ、気の停滞は痛みを発生します。患部の状態が腫れだけなら水分の停滞だけで症状は軽く、堅く腫れていれば水分と血の停滞で、痛みが加われば気血水の全ての停滞で、治療も時間を必要と致します。
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東洋医学の治療法 |
ガングリオンと経絡治療 |
ガングリオンの多くは手首に生じます。中には足首に出来る方もあります。何れにしても手首・足首の関節部は元々から気血水の流れの悪い場所です。どの部位に出来ているかを診て治療法や処方が変わってきます。具体的には肺経・大腸経・心包経などが多いようです。この判断は漢方の専門家に相談下さい。
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症状 |
関節の周辺に米粒大からピンポン球くらいのまでの腫瘤ができます。手を使いすぎると腫瘤は大きくなることがあります。手首の甲に出来ることが多く、軟らかいものから堅いものまであります。
ガングリオンの硬さが増すのは、リンパ液が集まるからです。
不快感はありますが、多くの場合強い痛みはありません。ただし、神経が圧迫されると痛みが出ることがあります。
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