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(原因)
嗅覚中枢がある大脳からきた嗅神経は、頭蓋骨のふるいの穴のような間を貫通し、その神経の末端は鼻腔の天井部分の上皮に存在します。
- 鼻かぜやアレルギー性鼻炎のように、鼻腔内の粘膜が腫れて臭いを含んだ空気が嗅上皮に到達しない場合(呼吸性障害)
- 化学薬品やインフルエンザ、鼻の慢性疾患などによって鼻腔内の嗅上皮や嗅神経が障害されておこる場合(末梢神経性障害)
- 脳出血や腫瘍、頭部外傷などの脳の障害でおこるもの(中枢神経性障害)などがあります。
そのほか、自律神経失調症や妊娠で嗅覚が過敏となったり、本当の臭いとは異なるに臭いを感じたりもします。
周囲の人は感じないのに悪臭を強く感じたりする異常嗅覚は、自分で気づかない副鼻腔炎や鼻咽腔炎が存在する場合にみられます。臭いがないのに臭気を感じるような嗅覚幻覚は、ヒステリーのような神経症、薬物中毒、脳腫瘍などの場合に出現します。
(診断)
診断で大切なことは、嗅覚障害の種類や程度、そして、その原因を明らかにすることです。嗅覚の検査には、弱いにおいから強いにおいまでをかぎ分ける方法と、アリナミン液を静脈注射して、においの時間を測定する検査があります。鼻内の観察やエックス線検査も欠かせません。
(治療)
鼻炎や副鼻腔炎があっても、対症療法で改善しそうならば、まず薬物療法を行ないます。鼻中隔弯曲症や鼻たけ、慢性副鼻腔炎による呼吸性嗅覚障害ならば、手術を行ないます。薬物療法で、現在もっとも有効なのは、ステロイド点鼻療法といって、副腎皮質ステロイド薬を鼻腔内に点鼻する方法です。4週間くらいはつづけますが、長期間使用すると副作用が出ることがあるので、医師の指示にしたがって点鼻してください。障害の原因が不明で、鼻の病気ではないと思われる場合には、心療内科や精神神経科での診察が必要です。
嗅覚障害の治療に用いられる漢方薬方は体質によって変わりますので、問診カードにご記入の上、ご相談下さい。
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