漢方薬は婦人病に対して欠かすことのできない治療薬です。コンドウ薬局にご相談下さい。
漢方薬は健康を維持するために、東洋医学の知恵が活かされています。経験豊富な中医師が漢方の知恵を生かして、あなたの「自然治癒力」を引き出すお手伝いをさせて頂きます。慢性病でお悩みの方、是非コンドウ薬局にご相談下さい。当店は体質に合った漢方薬をオーダーメイドで調合致します。
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婦人病の漢方薬
 昔から、「女性は男性に比べて二倍も病気にかかりやすく、十倍も治しにくい」と言われています。コンドウ薬局に相談に来られる方も圧倒的にご女性が多く、治療も男性より少々複雑です。女性に多く見られる各種の病症について、漢方医学の見地からお話します。漢方薬は婦人病に対して欠かすことのできない治療薬です。
 
婦人病の漢方薬 詳しい更年期障害

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コンドウ薬局では八面体質論、あなたの体質を重要視致します。体質を知ることで正確な漢方医薬が選定できます。

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最高のサプリメント、サフランは漢方薬です
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月経痛(月経困難症、生理痛) 月経不順 月経時の身体不調
月経前の乳房の脹りと痛み 月経期にニキビ・吹出物が悪化 月経過多と過少
陰部掻痒症とおりもの 膣カンジダ症 冷え症
更年期障害 月経時に血の塊が多く混じる 無菌性膀胱炎
月経時の鼻出血 月経時の下痢と吐き気 不妊症と漢方による周期療法
流産癖 乳房のシコリ つわり(悪阻)
不正子宮出血    


婦人科疾患に多く使用する生薬
体質によって漢方薬は変わってきます。相談フォームにご記入の上ご相談下さい。

月経痛(月経困難症、生理痛)

 下腹部には子宮があり、またこの部位には肝の経絡が通過していますので、この付近に痛みの症状があるときは子宮の異常を考えるだけでなく、肝機能に問題があるということも考慮する必要があります。またこの部位には月経に関係なく、人によっては普段でも瘀血(おけつ血液が停滞したもの)による疼痛(チクリと刺すような痛み)の見られることがあります。月経痛は瘀血(おけつ)が原因で発生する代表的な病症です。

 月経時に子宮内に停滞した瘀血(おけつ→黒ずんだ血液の塊、あるいはレバー状に固まった血液のこと)が排出するまで痛みがつづき、排出し始めると次第に痛みが軽減します。月経痛の程度や血の量には個人差があり、中には痛みだけで血液の塊の見られないものもあります。

 また、痛みの発生は冷えと関係のあるものもありますので、日頃から月経痛の激しい方は、月経の5~7日前から身体を冷やさないように心掛ける必要があります。何れにしましても、月経痛は子宮に異常があることを知らせる一種の信号ですし、子宮筋腫や子宮内膜症の原因にもなりますので、とくに瘀血(おけつ)が原因で発する月経痛は必ず治べきでしょう。

 コーヒーをよく飲まれる方に、この瘀血(おけつ)症状が多く見られるようです。コーヒーは健康に良いとマスコミでよく報道されていますが、コーヒーを飲み過ぎることによる弊害にはほとんど触れていません。コーヒーは血液循環障害(瘀血)を発生する原因になるのかも知れません。


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月経不順

 一般に月経は一定の間隔で毎月一回くるものですが、時にこの間隔が一定せず、一ヵ月間に二回もあったり、二~三ヵ月に一回しか来なかったり、時には一年間に数回だけというものもあります。

 月経不順はホルモンの分泌異常や自律神経失調と関係があり、また不妊症などの原因にもなりますの改善したほうが良いと思います。漢方医学ではこの病症を肝と腎の病症としてとらえて治療します。


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月経時の身体不調

 月経がくるたびに体の調子が大きく乱れる方がいらっしゃいます。例えば、生理不順・生理痛・頭痛・めまい・吐き気・便秘・下痢・体がだるい・疲労感・むくみ・いらいら感・憂うつ感・どうき・食欲不振・腹痛・腹が脹る・腰痛・微熱などがそれです。漢方医学では、月経の調節は肝臓が司っていると理論づけています。

 その調節機能のことを“疏泄(そせつ)”と呼んでいます。月経が潮の満ち引きのように一定の間隔で毎月一回来るように調節されているのは、この肝の“疏泄”の機能が正常に働いているからなのです。しかし、肝は精神的ストレスの影響を強く受けやすい性質があり、そのため強い精神的ストレスを受けると、この“疏泄”の機能が正常に働かなくなり、月経が一定の間隔で来るように調節することができなくなってしまいます。生理の直前に強い精神的ショックを受けて月経が止まってしまうということがあるのはそのためです。

 この“疏泄”の機能は、心・脾胃(胃腸)・肺・腎などのような自律神経で働いている臓器の機能をも調節していますので、この“疏泄”の機能が正常に働けなくなると、その影響がそれらの臓腑の機能にまで影響して非常に複雑な病理を発生させることになります。

 上述のように沢山の症状が現れるのはそのためなのです。もちろん、これらには個人差があり、人によってそうなり易い人となり難い人があります。一般に性格が神経質な人ほど、またストレスの影響を受けやすい人ほどなり易い傾向が見られます。この種の症状にも漢方薬は良く奏功します。お悩みの方、ぜひ当店の漢方薬をお試し下さい。

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月経前の乳房の脹りと痛み

 これは、月経が近づくといつも乳房が強く脹って痛むという症状です。中には同時にシコリができることもあります。この症状が現れる方は、月経が近づくとイライラして怒りっぽくなり、普段もその傾向があり、長時間我慢し続けたり、緊張し続けるなどの状況に遭うと腹にガスがたまりやすく、時には腹痛を起こしたり、下痢便秘を起こしたりします。

 この種の症状を発しやすい方は、いわゆる自律神経の調子が乱れやすい方でして、普段でも情緒不安定に陥りやすく、つねにどこか身体の不調を訴える傾向があります。漢方医学ではこれを一種の肝機能失調の病症としてとらえて治療します。

 治療するときは、全身的な視野で病気をとらえ、個人個人の症状の違いに基づいて薬を選ばなければなりません。シコリは乳癌などの原因にもなりかねませんのでぜひ治療すべきでしょう。漢方治療で十分に改善できます。ぜひご相談下さい。


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月経期にニキビ・吹出物が悪化

 月経が近づくと顔に「ニキビや吹き出物」ができたり悪化したりするという方がいます。漢方医学では、「ニキビ」のことを「粉刺(ふんし)」と呼び、この症状が胃・肝・肺などの臓腑の機能失調と関係があると理論づけています。とくに月経が近ずくとニキビが悪化する傾向のものは肝機能失調と深い関係があると考えています。

 この場合、現代医学の肝機能検査で異常が見られるかどうかとは関係ありません。漢方薬はこう言ったケースにも良い効果を発揮します。

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月経過多と過少

 月経量が非常に多い人と少ない人がいます。一般に、月経量は月経が始まって二~三日目までが比較的多く、その後は徐々に少なくなって七~八日目までに終わります。もちろん人によって若干違いがあります。月経量が多すぎるのは「熱証(ねつしょう)」や「瘀血証(おけつしょう)」などに多く見られ、少なすぎるのは「気滞証(きたいしょう)」・「血虚証(けっきょしょう)」・「瘀血証(おけつしょう)」などに多く見られます。

 これらは漢方医学の専門用語ですので、分かりにくいかも知れませんが、月経量の過多と過少にはそれぞれ幾つかの原因があるということを理解して戴ければ充分です。また、月経期以外の不正性器出血というのもあります。いずれも漢方薬で改善できます。

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陰部掻痒症とおりもの

 これもまたよく見られる症状です。カユミが強くてじっと坐っているのがつらいというものもあります。黄色の「おりもの」を伴うものが多いようですが、伴わない場合もあります。また、中には同時に「肛門のカユミ(肛門周囲炎・カユ痔)」を併発しているケースもあります。

 これは、漢方医学で言われる「湿熱証(しつねつしょう)」という病症に多く見られる症状です。「湿」は過剰の分泌物を指し、「熱」は炎症を意味します。また、これとほとんど同じ原因で発するものに男性の「陰嚢湿疹」があります。この種の病症は一種の“生活習慣”が原因となっている場合が多いようですので、治療時はその点についてのチェックも必要になります。

 例えば、日頃は便秘に注意し、油っこい食品、濃いお茶、コーヒー、アルコール飲料、トウガラシ料理などをできるだけ控え、菜食中心の食事に心掛けるようにしなければなりません。

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膣カンジダ症

 これは、水虫やタムシの原因である“真菌”すなわち“カビ”によって起こる病気の一種でして、女性に多く見られる“膣カンジダ症”はその代表的な疾患といえます。一般には“おりもの”と“カユミ”を伴うことが多いようです。

 女性の「陰部掻痒症」にこの病症を併発しているケースが多く見られます。“おりもの”の量は個人によって異なりますが、その色は“白色を呈するもの、黄色を呈するもの”など様々です。漢方医学では、この病症のことを「湿熱下注証(しつねつげちゅうしょう)」の一種と考えています。

 現代医学では“洗浄”や“膣錠”などを用いた治療が主体になりますが、この方法ではなかなか治癒し難いのが現状です。漢方治療ではもっと全身的な視野でこの病症を捉え、「漢方薬の“内服法”と局所の“洗浄法(煎じ液を用いて洗浄する方法)を併用する方法”」を用いて治療します。この種の治療法は非常に効果的ですので、今まで色々治療を続けてみて効果が無かったという方は是非ご相談頂きたいです。


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冷え症

 「冷え症」は女性にとくに多く見られる症状ですが、これはもともと体の陽気の不足している人に起こりやすい症状でして、手足がとくに強く冷えるという方は、この陽気が手足にまでとどかない状態といえます。言い換えますと、血液循環の悪い人ということです。

 普段から気温の低下にはとくに敏感で、夜間は手足を縮めて寝、冬はしもやけを起こしやすく、冷たい物に触れたがらず、冷たい飲み物をきらい、寒冷に遭うと手足の指の色が真っ白になり(これを“四肢逆冷[ししぎゃくれい]”といいます)、ひどければ爪の部分が紫色になります(これを“寒凝血瘀[かんぎょうけつお]”といいます)。

 時には強い冷えのために手足に痛みを発したり、足腰の冷えが下腹部や腰部にまで及んで腹痛や腰痛を起こす者もあります。女性では、月経痛(生理痛)があったり月経が遅れたりし、貧血の傾向も見られます。この主の症状は現代医学による治療では理想的な治療は無理と考えます。それは現代医学にはこの症状に的確に対応する治療法がないからです。漢方薬でしたら充分改善できます。

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更年期障害

 「更年期」とは、一般に四十五才から五十五才頃にかけての期間を指します。女性はこの時期になりますと、月経閉止と同時に女性ホルモンの分泌が急激に低下し、そのため一部の女性に自律神経失調症状を主症とする不定愁訴が現れ、とても辛い思いをするようになります。

 症状が多岐にわたることから、「更年期症候群」とも呼ばれています。つまり、群をなして多くの症状が現れるという訳です。検査を受けてもとくに異常がみられず、他人に症状を訴えてもなかなか理解してもらえず、一人憂ウツな気持ちで毎日を過ごします。中にはウツ病にかかって死んでしまいたくなるというケースもあります。これを「更年期ウツ症」と呼んでいます。

 一般によく見られる症状は次のようなものです。「イライラ・憂うつ感・不安感・精神不安定・のぼせ感・不眠・どうき・焦り感・人と会いたがらない・疲れる・だるい・食欲不振・腹部膨満感・下腹部痛・強い肩こり・腰痛」など。現代医学では多くはホルモン療法を試みますが、「更年期障害」は漢方薬でも充分に改善できます。ぜひ当店の漢方薬をお試し下さい。

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月経時に血の塊が多く混じる

 月経時の血液に血の塊が多く混じっていたり、血液がレバー状になって出るという方があります。これに月経痛が伴うものと伴わないものがありますが、この病症のことを漢方医学では「瘀血証」と呼んでいます。瘀血は様々な循環障害をもたらし、また筋腫や子宮内膜症や不妊症などの原因になるとも言われています。改善すべきでしょう。


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無菌性膀胱炎(間質性膀胱炎)

 体がひどく冷えた時や、疲れた時などに、すぐ膀胱炎を引き起こすという方がいます。一般に、細菌感染によるものは抗生物質を服用すればたいてい治りますが、中には細菌がすでに無いにもかかわらず依然として排尿痛や残尿感がいつまでも続くというものがあります。

 尿道や膀胱内の粘膜に炎症が起こりやすく、治りにくいという一種の虚弱体質的な疾患と言うことができます。このような方は体の陽気を盛んにして血液の循環を良くし、抵抗力をつけなければ治りません。漢方薬にはこの種の作用を持つものが沢山ありますので、体質と症状に合ったものを用いれば改善できます。

体質によって漢方薬は変わってきます。相談フォームにご記入の上ご相談下さい。

月経時の鼻出血

 毎月月経が来るたびに、鼻血が出るという人がいます。鼻出血を起こす時は普通より月経量が非常に少なくなったり無かったりする傾向が見られます。一名「代償月経」あるいは「逆経」とも言われています。これもまた漢方薬で改善できます。


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月経時の下痢と吐き気

 月経時期になると胃腸の調子が悪くなり、吐き気をもよおしたり、下痢を起こしたりする方がいます。これは、「肝と脾」および「肝と胃」の調和が一時的に不調になるために発する症状でして、漢方医学では前者を「肝脾不和(かんぴふわ)」、後者を「肝胃不和(かんきはんい)」と呼んでいます。

 漢方医学では、月経の調節に肝が深く関与していると考えており、とくに肝機能の弱い人はその影響が脾胃(胃腸)の消化機能にまで及んで、月経時などに下痢や吐き気を発し易くなると理論づけています。改善できます。


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不妊症と漢方による周期療法

 男性の生殖機能に異常がみられず、あるいは避妊をしていないにもかかわらず、夫婦が同居して2年以上経っても妊娠しない場合、あるいはまた避妊をしていないにもかかわらず前回の姙娠から2年以上経過しても妊娠しない場合を「不妊症」と呼んでいます。

 不妊症には、先天性のものと後天性のものがあり、先天性の不妊症は薬物治療は困難であるとされています。
不妊症の治療に関しては、現代医学的には近年「人工受精、体外受精、顕微受精」などの方法がよく用いられますが、いずれも成功率が低く、とくに「体外受精や顕微受精」では比較的重い精神的苦痛・肉体的苦痛・経済的苦痛が伴うと言われています。中でも肉体的ダメージは大きく、さらに保健が適用されないことから経済的負担は非常に大きく、これらは治療に対する大きな障害にもなっています。しかし、それでもなお、“子供が欲しい”という一心でこれらの苦痛を乗り越えて治療に挑戦する夫婦が大勢いるわけです。

 不妊症に対しては、この種の現代医学(西洋医学)による治療法ばかりでなく、漢方医学の考え方による治療法(つまり、漢方薬による治療法)もあります。漢方治療では上述のような精神的苦痛・肉体的ダメージ・経済的負担が極めて少なく、その意味では理想的な治療法といえます。

 漢方薬による治療は、近年よく用いられる方法として、「周期療法」と呼ばれる治療法があります。これはその人の「基礎体温」を参考にして漢方薬を用いて月経周期を正常にし、姙娠を妨げている原因を取り除き、母体と子宮の異常を改善して姙娠しやくするという方法です。ですから、“「基礎体温」を深く観察する”ということは、不妊を治療する上で非常に重要な意味を持つことになります。

 漢方医学では、不妊症の原因について、“腎虚・肝鬱・痰湿・血瘀”の四種の病症パターンが存在すると考えています。また多くの場合、これらの病症が混在するケースが多く見られます。

以下に、参考までに「基礎体温」の正常状態と不妊をもたらすと考えられる異常状態を比較してみましょう。

〔正常時の基礎体温〕
  1. 月経周期が一定している。
  2. 基礎体温が高温層と低温層の二層にはっきり分かれている。
  3. 低温層から高温層への移行がスムーズである。
  4. 低温層が36.3~36.5℃の範囲にあり、12~14日間持続する。
  5. 卵時の低温点がはっきり現れる。(一般には低温時の体温より0.3℃程度低くなる。)
  6. 高温層が36.6~37℃の範囲にあり、14~16日間持続する。

〔異常時の基礎体温〕
  1. 月経周期が不定(即ち、月経不順)。
  2. 基礎体温が高温層と低温層の二層にはっきり分かれていない。
  3. 低温層から高温層への移行がスムーズでない。
  4. 低温層の体温が36.5℃以上である。
  5. 排卵時の低温点がはっきり現れない。
  6. 高温層の体温が36.6℃以下である。
治療時は上記の「基礎体温」の異常状態と「全身状態」を把握してそれに適合する漢方薬を使用します。

 不妊症で最も多く見られるのは、冷え症で基礎体温が高温層(36.6~37℃の範囲)を示さないもの、月経周期が一定していないもの、などにその傾向が多く見受けられます。不妊症でお悩みの方は、ぜひ安全な漢方薬による治療をおすすめします。

 なお、以上は女性側の原因として考えられるものですが、近年は不妊症には男性側が原因となっているケースも多く見られ、不妊症の原因の3分1は男性側にあるともいわれています。専門医の診断で不妊の原因が分からないと言われた場合などに漢方薬を使用し、妊娠し易い体づくりに専念して頂きたいと存じます。治療に必要な漢方薬は充分に用意して御座います。不妊症でお悩みの方、ぜひ一度私共にご相談下さい。


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流産癖

 流産癖とは、妊娠はするが流産し易いということでして、不妊症とは異なります。言い換えますと、妊娠する機能はあるが、胎児を育てる機能がある種の原因によって低下あるいは不足しているということです。漢方医学的に考えますと、非常に多くの原因が考えられますが、その原因のほとんどは不妊症の場合の原因とほぼ同じです。

 治療は、全身的な視野で進める必要があります。また、生活面に改善すべき点があれば、その点についても充分に気を配る必要があります。

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乳房のシコリ

 月経期になると乳房にシコリが現れ、あるいはシコリが大きくなるという方がいらっしゃいます。一般には乳房の脹りも同時に見られます。また、ひどければ乳腺炎を併発するというケースもあります。また時には乳癌に変化することがあるとも言われていますので、体質改善的な治療をお奨めします。漢方薬で改善できます。


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つわり(悪阻)

 本病は、妊娠初期の3ヶ月前後に現れ、「嘔吐」を主症状とした病症です。症状の程度には個人差があります。しかし、程度の激しいものは食事が取れなくなり、母体の栄養補給にも影響が及びますので、いつまでも放っておく訳にはまいりません。漢方薬がありますので、辛いときは利用すべきでしょう。

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不正子宮出血

 本病は、月経時に発する病的な出血症状のことです。異常に長く月経様の出血が続くものもこれに含まれます。その色合いについては、真っ赤なもの、薄い赤色のもの、あるいは少量のもの、量の多いものなど様々です。漢方治療では、これらの症状特徴と全身状態を考慮して処方を決めます。漢方治療のほうが効果的です。

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