抗ヒスタミン薬を飲んでも止まらない痒み、むずむず脚症候群でお困りの方、コンドウ薬局に相談下さい。
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症状と特徴 原因 発症 日常のケア 東洋医学の原因 東洋医学の治療法

むずむず脚症候群  新聞報道(2009/10/19)



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 むずむず脚症候群 症状と特徴

むずむず脚症候群の自覚症状としては、じっとした姿勢や、横になったりしていると、下肢の部分に「むずむずする」「じっとしていられない」「痒い」だけでなく、「ピンでなぞられているような」「針で刺すような」「火照るような」「蟻やミミズなどの虫が這っているような」などの異様な感覚が現われ、時には「振動」のような感覚まで感じたりする場合もあり、時には「痛み」を感じるなどさまざまです。

 むずむず脚症候群の、むずむずとした不快感や痛みなどの不快な異常感覚・身体症状が、下肢や腰・背中・腕などに出現する。これを抑えるために、常に脚を動かしたり、身体をさすらなければならない状況に追い立てられます。

 特に夕方から夜間にかけて症状が増強するという特徴(勿論、日中でも症状が出現)があり、睡眠障害の要因となり、放置しているとむずむず脚症候群は日常生活に大きな影響を及ぼします。


 むずむず脚症候群の原因

むずむず脚症候群の正確な原因は不明ですが、これまでの研究では、下記の状態が原因ではないかと言われています。
神経伝達物質であるドーパミンの機能低下。
中枢神経における鉄分の不足による代謝の異常。
脊髄(せきずい)や末梢神経の異常。
遺伝的な要素。

脳内での鉄分の欠乏や、ドーパミンの合成異常がかかわっているという仮説が有力です。鉄欠乏性貧血は女性に多いので、むずむず脚症候群が女性に多い事に関係しているともいわれています。


 むずむず脚症候群 発症

むずむず脚症候群に、こんな場合に出やすいというのは、以下に列挙しますが、絶対的ではありません。精神的ストレスは病状の強弱と関連あると言われています。
鉄欠乏性貧血 ・腎不全で人工透析を受けている場合・パーキンソン病。
胃切除後の下肢静脈血栓 ・妊娠・慢性呼吸不全 ・心不全 ・糖尿病。
甲状腺機能低下症 ・尿毒症 ・痛風 ・結核、肝炎、肺炎などの感染症。
関節リウマチ ・線維筋痛症の随伴症状。
遺伝性・抗うつ薬や抗精神病薬を服用している場合。











 日常のケア

コーヒー・アルコール・過度の喫煙など嗜好品を避ける。
睡眠を浅くする可能性があるカフェインを含む飲料を控える。
飲酒は入眠を誘導するが、アルコールが分解されると却って睡眠が浅くなるので、飲酒を控えることも効果があるとされている。
脚のマッサージ:就寝前に脚をストレッチやマッサージを行い、筋肉のこわばりを取ると改善されることもあります。
 むずむず脚症候群 東洋医学の原因

むずむず脚症候群
は自律神経(肝機能)の乱れによる

むずむず脚症候群の特徴は、皮膚表面より奥の方で痒みを起こします。そして皮膚の奥をかき混ぜたい衝動にかき立てられると言います。そこは東洋医学でいう肝(自律神経)との関連が深いからです。

 漢方の原典である黄帝内経と言う書籍に、「肺は皮毛を主る」「肝は筋肉を主る」と書かれています。うぶ毛が生えている表皮は肺の支配下、深い部分は肝の支配下(筋肉の部分)という意味です。

 肝は自律神経を調節をする臓器とも言われています。各種ホルモンの調節、神経伝達物質やドーパミンなど神経物質の伝達を調節しています。もし自律神経に乱れが生じると、痒み物質のヒスタミンが出てきて、真皮層辺りが刺激され皮膚の奥の方で痒みを感じるのです。

 皮膚表面の痒みなら掻けばある程度は痒みは治まりますが、痒みの位置が皮膚表面ではなく奥の方なので、掻いても掻いても痒みが止まらないのです。またかゆみ止めの外用薬を塗っても止まらない特徴があります。

★精神的な痒み
 元々、自身は痒くなったのに、周囲の者が痒い痒いとボリボリ掻き出すと、自身も痒くなったような気がしてきて実際に痒くなることがあります。これを神経性の掻痒感と言います。言葉で聞いたり、目で見ることで、自律神経が乱れて痒みを誘発するからです。


 むずむず脚症候群 東洋医学の治療法

漢方治療では「むずむず脚散」という漢方薬を使います。

治療法 自律神経の調節をして痒みを緩和する。
疎 肝 ストレスを調節するもの。
補 血 皮膚へ栄養と潤いを与えるもの。
解 毒 奥の方の炎症を抑え、痒みを先ず軽くするもの。
掻 痒 痒みを止めるものが配合される。 
 
漢方薬で「むずむず脚症候群」の苦痛解消にお役に立ちたいと思います。体質によって治療法や処方は変わってきます。相談フォームにご記入の上ご相談下さい。


  
  

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