日本中医学院卒業 北京・広州中医学院留学 日本自然療法学会会員 日本薬膳振興協会会員 八面蒙色研究会講師 |
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眼精疲労の漢方薬 |
目を連続して使うと目が疲れ痛むことがある。前頭部が重く痛む、視力が落ちてものがかすんで見るなどを、「眼精疲労」といいます。漢方では、眼の病気が原因でない場合を、主に「肝血」や「腎精」の流れの停滞や不足に原因があると考えます。 |
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肝は眼と関連が深い 心は舌と関連が深い 脾は口と関連が深い 肺は鼻と関連が深い 腎は耳と関連が深い |
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目とかかわりが深い肝 | |
内臓が自然界に向かって開いている出入り口を「竅」(きょう)といいます。体にある九つの竅の中で、目は肝の竅と考えられています。肝は血を得てよく視ると言われるように、肝が貯蔵し流れを調節している「血」の栄養と潤いを受けた目は、初めて正常な視力を保つことができます。 |
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心の状態は、目の輝きになって現れる | |
「心は血脉を主る」と、いって、血液循環を維持したり精神活動をおこなっています。心が統括する五臓(肝、心、脾、肺、腎)の働きを調和し、五臓の精気(気、血、精、津液)が盛んな状態なら、目は生き々として、視力も充実して、色や 形を識別することができ、目に力がみなぎります。 |
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脾は目の活動のエネルギーをつくる | |
脾は、食べ物を消化吸収して生まれた、精、気、血、津液を運び、精の中でも質のよい「清陽」(エネルギー)を生み出します。清陽は脳や目といった、精度の高い器官に送られエネルギーとなります。脾の持つ「升堤」(持ちあげる働き)は瞼の開閉を正常に保っています。 |
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精を蓄える腎と目の関係 | |
腎はすべての内臓の精を貯蔵したり、流れを調節しています。腎の働きで、脳や髄が満たされると、頭脳は明晰となって、目に輝きが現れ、ものをはっきりと見分けることができます。 |
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内臓の病変が眼精疲労となって現れる | |
目の活動エネルギーとなる精や、気、血、津液は、すべての内臓から目に送られるので、眼精疲労の症状は、すべて内臓の病変で起こる可能性があります。 実際には、目とかかわりが深い「肝血」と「腎精」の、滞りや不足によって起こることが多いのです。とくに目に病気がない場合の眼精疲労では、疲れやすい、全身倦怠、元気がない、不眠、夢が多い、物忘れ、動悸、息苦しい、のぼせ、ほてり、汗がでるなどを訴えます。 眼精疲労の漢方療法には、専門知識が必要です。問診カードにご記入の上ご相談下さい。 |
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