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清水寺管長、松本大圓氏揮毫 薬食同源。健康の維持には食生活が大事と説いています。




四十肩、五十肩の各論


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原因

 からだが正常に働くためには、「気血」が身体のすみずみに行きわたる必要があります。ところが、何らかの原因で気血が行らなくなると、身体に栄養や潤いが行きわたらず、各部分の働きが悪くなります。


 肩腕症候群は、肩や腕の筋肉に気血が十分めぐらなって起こる症状です。多発している、肩関節周囲炎(五十肩)、繊維肩痛症等です。特に繊維肩痛症は病院で検査をしても何の異変もなく、治療法も確立されてないばかりか、各種の鎮痛剤(特にステロイドホルモン)でも痛みが止まらないなどです。

 症状は首の筋の痛み、手の筋肉の痛み、肩の痛み、腕の痛み、腰や背中の痛み、腰痛、尻の筋痛、お尻から太ももの痛み、膝から下の足の痛み、手足の筋肉の痛み、眼の奥の痛み、口の痛み、喉の筋肉の痛み、頭痛などがあります。その他、睡眠障害、胃腸症状、うつ状態、慢性疲労症候群などを伴うことが多いです。

ストレスや怒りなどによって内臓(主に「肝」と「脾胃」)の機能が低下する。

内臓の機能低下が長期にわたり、身体に必要のない物質が生まれ、それが気や血の通り道をふさぐ。

体内に侵入した各種の「邪気」が気血(経絡)の通り道をふさぐ。

悪い姿勢をとり続けるために、気血のめぐりが悪くなる~といったことが考えられます。


 
このうち、慢性の肩腕症候群の原因となりやすいのは1・2・3です。いずれも肝と脾胃の働きに間題があるために起こります以上が根本的な原因ですが、直接痛みを引き起こすものとして下記の図のように、「風・寒・湿・熱」が引き金になります。更に長期にわたりますと瘀血おけつと言う状態を起こし、夜間に悪化します。

瘀血おけつ

各種の邪気の特徴
風邪 突然痛みが起きる。痛む場所があちこちに変わる。多くは体の表面や上半身に症状が現れやすい。
寒邪
全身あるいは患部が冷える・透明な小便の色や、鼻水、痰も薄い。固定性の痛み・筋肉のひきつり。冷えると悪くなり温めると楽になる。

湿邪
経過が長い。全身あるいは局部に水部が溜まる。消化機能を傷害して胃腸のトラブルがある。

熱邪
症状が激しく進行が早い。全身あるいは表面の炎症。身体の乾燥や出血がある。粘い排泄物など。

瘀血おけつ 上記4つの原因が長期にわたると瘀血おけつ症状となります。
瘀血おけつとは、末梢の血液循環が悪くなり、血液が汚れたり、皮膚の潤いを失ったり、各種の痛み、循環器障害などを起こすことです。

特徴は夜間に強く痛む、痛みや疼きで眼が覚める、顔色がどす黒い・皮膚につやがない、しみ、クモ状血管、腹の張り、唇や舌の色が暗紫色、舌の上の斑点、舌の裏の怒張や暗紫色、頭痛、肩こり、健忘、不眠、口渇、冷えのぼせ、排便異常、黒便、女性は月経痛、月経の遅れ、月経血に塊がある、無月経などの症状が起きます。

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