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清水寺管長、松本大圓氏揮毫 薬食同源。健康の維持には食生活が大事と説いています。

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肩腕症候群の治療
湿邪は肩腕症候群の原因となることが多い

湿邪

生理不順も情緒不安定もなく、肩の同じ場所が ように痛む場合は、血の不足という身体の弱点に乗じて、外から湿気(温邪)が侵入し、血の通り道を塞いでいる状態です。そのため、雨が降ったり、湿気の多い季節などに悪化する傾向があります。処方は、血の流れをスムーズにする「疏経活血湯」あるいは「二朮湯」を使います。疎経活血湯は全身の筋肉がこるときやりウマチにもよく使われます。二朮湯は湿を除く作用にすぐれ、五十肩にも用いられます。ストレスやイライラが同時に起こることもあります。この場合には「桂枝茯苓丸」「四逆散」を合わせて使います。

不要な水分が停滞する

脾胃の機能低下が長く続くと、めまい、吐き気、食欲不振などの症状が強くなる場合があります。これは、取り入れた水分が代謝されず、不要な水分(水毒)として脾胃にたまった状態です。この時は、「平胃散」「胃苓湯」で脾胃の不要な水分を取り除きます。

停滞した水分の排泄できない

肩や顔などが浮腫むようになり、からだ全体が重だるい場合は、余分な水を排泄できなくなってしまった状態です。この場合は、尿の通り道の詰まりを取り除き、余分な水を排出する働きをもつ「防已黄耆湯」を使います。
停滞した水が「通路」をふさ

体内にたまった余分な水は、やがて濁ったり粘ったりすます。この物質(痰)が気血の通り道を塞いだために肩こりが起こっている場合には、めまい、吐き気、食欲不振などの症状がさらに強くなります。また、舌がベタッ(膩苔)として、まるでパンにバターを塗ったようになり、時々痰が出るようになります。この様なときには「二陳湯」を基本に処方します。また、手の震え、めまいがある場合は「半夏白朮天麻湯」を用います。

「気」が不足する
「いつも胃腸の調子が悪い」という人の場合、肩をさわってもそれぼど硬くなく、脹りも強くないのに、本人は肩こりを強く訴えることがよくあります。脾胃の機能が低下して気血を肩まで行らせることができないため、疲れやすい、だるいといった疲労の症状をともなうのが特徴です。この場合は「補中益気湯」で脾胃の機能を補います。また、症状が激しく、不眠やしびれなども現れた場合は、気血の両方が不足しているが考えられるので、 「十全大補湯」を用います。

血のめぐが悪くなる

めまい、立ちくらみ、生理不順(特に月経周期が長くなる)、皮膚がカサカサになる、爪の色が濁る場合は、肝の機能が低下して血のめぐりが悪くなっていると 考えられ、「お血タイプ」の肩こりが起こります。処方は、血の機能を回復させる「四物湯」を中心として駆血薬を併用します。

ストレスがたまり、イライラする

 ストレスによる食欲不振、情緒不安定によるイライラなど、精神的な症状が強い場合には「気滞タイプ」の肩こりが起こります。肩だけではなく、全身の筋肉が脹るように痛んだり、生理不順(特に生理痛が強い)、胃腸の調子が悪いといった症状もあります。処方は、気と血をめぐらせ、脾胃の働きをよくする「加味逍遥散」を中心に用います。

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