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歌手や、タレントなどで「鼻うがい」をやっている有名人は多い。しかし、その効果と正しいやり方を知らない人もいるのではないか。改めて専門家に聞きました。
●正しい鼻うがいは風邪やアレルギー性鼻炎の予防に効果!
鼻に入った雑菌は、30分ほどでのどに到達して飲み込まれて胃酸で殺される。しかし、空気が乾燥してくると免疫力のある鼻の粘膜が乾き、付着した雑菌やウイルスが増殖、鼻の粘膜に炎症を起こし風邪になる。鼻うがいはそれを防いでくれる。「秋から冬の季節は家ダニによるアレルギー性鼻炎に一番効果があります。夏に増殖した家ダニは、気温が25度を切ると、死骸となって空中を浮遊するからです」鼻うがいは慢性の頭痛や肩こりに効果があるという説もある。鼻の奥にある鼻咽腔という空洞の炎症が治ると、これらの症状も軽減するからです。
●多くのメリットがある鼻うがいだが、正しいやり方は案外難しい
コップ1杯(200cc)の水を37〜39度に温め、天然の粗塩をひとつまみ入れ、生理食塩水を作る。それを片方の鼻の穴から急須などで1回100ccずつ流し込む。「生理食塩水を人肌に温めるのは鼻の粘膜を刺激しないためです。これを鼻の穴に流し込むとき、強く吸い込んではいけません。鼻と耳をつなぐ耳管と呼ばれる管に水が入り、中耳炎になる恐れがあります」
●誤って気管に流れ込むと、気管支炎などを引き起こすこともある
水道水は塩素が入っているから良くないという意見もある。気になる人は沸騰させてカルキ抜きすれば問題はありません。鼻うがいは水を鼻から入れて口に出す。逆だと虫歯菌や歯周病菌が鼻の粘膜に付着し、急性蓄膿(ちくのう)症などを引き起こします。
「回数は朝と夜の1日2回がベスト。やりすぎると鼻の粘膜を守る粘液が洗い流され、免疫力が低下して逆効果になります」
鼻うがいを終えるときは軽くはなをかんで鼻に残った水を切る、風邪のひき始めに効果的だが鼻水が透明から黄色に変わったらやめる、などの注意は必要です。「鼻水が黄色になるのは鼻の粘膜が炎症を起こし、白血球や細菌の死骸が膿(うみ)となって流れ出ているからです。これが誤って気管支に流れ込むと、肺炎になることもあります」 |
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