漢方薬は健康を維持するために、東洋医学の知恵が活かされています。経験豊富な中医師が漢方の知恵を生かして、あなたの「自然治癒力」を引き出すお手伝いをさせて頂きます。慢性病でお悩みの方、是非コンドウ薬局にご相談下さい。当店は体質に合った漢方薬をオーダーメイドで調合致します。
日本中医学院卒業 北京・広州中医学院留学 日本自然療法学会会員 日本薬膳振興協会会員 八面蒙色研究会講師
清水寺管長、松本大圓氏揮毫 薬食同源。健康の維持には食生活が大事と説いています。
   
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東洋医学入門  東洋医学入門二

■漢方薬と民間薬の違い

 一般に、草根木皮(ソウコンモクヒ)を水で煎じて服用したり、または粉末にして服用したり、外用薬として治療するのが「漢方薬」と思っている人が実に多い。医師・薬剤師のなかにさえも、同じ考えの人がいるので、素人が誤解しているのは、まったくむりのないことである。

 クコ、ハブ茶、ゲンノショウコ、センブリ、どくだみ、トウモロコシの毛などは民間薬で、たいてい一種または二種を煎じて服用している。アロエ、センナ、ウワウルシなども同様で、西洋の民間薬といえるものである。

 民間薬による療法は民衆の知恵であり、伝統的なものであるが、使い方が○○病には○○草の根、などといったやり方で、西洋医学の病名治療と似ている。

 民間薬は病気にうまくあたれば(適合すれば)非常な効果を発揮するが、まったく無効の場合も多いようである。これは病人の個人差を無視して服用しているからである。近頃は数種の民間薬をまぜあわせて、それらの複合作用をねらう「健康茶」的な用い方も広まっている。

 漢方薬は同じような草根木皮を原料として治療に用いるのであるが、漢方の処方(正式には薬方)のなかに配剤される生薬の種類・分量は昔からきめられていて、勝手にかえられないことになっている。そして煎じ方や使い方(服用方法)にも約束がある。

 たとえば、葛根湯(カッコントウ)は、葛根4.0、麻黄・生姜(ショウキョウ)・大棗(タイソウ)各3.0、桂枝・芍薬・甘草各2.0(各グラム)という七味の生薬で一日分の処方が構成されている。この分量や分量比を勝手にかえることはできない。もし分量をかえると葛根湯としての方格(人の人格のようなもの)が失われ、薬の効果がよわってしまうか、無効となるであろう。

 葛根湯は単にかぜの薬ではなく、非常に広範囲の疾患に応用されるし、実際に効果をあげている点が民間薬と違う特長の一つであろう。

 漢方薬は治療にあたって、患者から自覚症状を中心に多くの情報を集め、きめこまやかな配慮のもとにえらばれ、そして治療に用いられる。民間薬は一つ二つの目的で、すぐに応用されるものが多い。

 同一の薬(草根木皮)でも、使い方で民間薬にも、漢方薬にもなるものがある。たとえば朝鮮人参は多くの漢方処方の重要な構成生薬であるが、普通単味で使うのは「独参湯(ドクジントウ)」といって、多量の人参だけを煎じ、続発性微弱陣痛や、出産途中で産婦の元気がおとろえた場合に用い、また外傷などで血液が損耗している場合などに用いるのが昔からの漢方の用法であるが、民間薬的には、粉末にしたり、けずって服用したり、酒類に潰けたりして、体力増強を目的に用いられている。

 また、薏苡仁(ヨクイニン)(はとむぎ)は、皮膚のあれ(たとえばサメ肌)やイボ(疣贅(ユウゼイ))をとる目的で使うと民間療法的であるし、薏苡仁に敗醤根(ハイショウコン)と附子(ブシ)を加えて用いると「薏苡仁附子敗醤散」という立派な漢方処方となる。

 漢方薬と民間薬との差は、処方として、また処方中の生薬としての「証」を重要視して用いれば(証にしたがって用いれば)漢方薬であり、証を無視して一症状、一病名を目標に用いれば民間薬になる、という点にある。すなわち、漢方薬には非常にきびしい使い方の法則があり、民間薬には法則がないといえる。漢方薬の使い方の法則はきわめて複雑かつ難解であるため、大衆のなかに広く浸透できないのであるが、一方、民間薬は非常に簡単に活用できる利点がある、といえよう。

民間薬と漢方薬の相違点
民間薬 漢方薬
多くの場合、一種類(一味)で使用する。 ほとんどの処方が、数種類をあわせて使用。習慣的、常識的に病名や症状に対して使用。
習慣的、常用的に病名や症状に対して使用。 漢方的診断である「証」をとらえて、その証に基づき使用される。
比較的安価に入手できるものが多い。 多くの原料生薬が輸入品であり、保管方法が難しいなどで、比較的高価である。
原植物や民間的な俗称でよばれている。(例)どくだみ、ゲンノショウコ 古来からの独特の「薬方名」でよばれる。(例)葛根湯、小柴胡湯
素人の人でも、手軽に使うことができるし、副作用も比較的少ないものが多い。 「証」のつかみ方のできる技術を習得している専門家(漢方の医師、漢方の薬剤師)による指導が必要である。もし証が合っていないとまったく無効か、場合によっては副作用もある。


■本朝経験方(ホンチョウケイケンホウ)

 日本の伝統医学、漢方は、主として傷寒論をはじめとする古典の処方を臨床に応用してきている。患者の病症や「証(ショウ)」によっていろいろの加減方も研究され、応用されている。これらの加減方や、先哲漢方家の経験による新しい処方(創方)がたくさんあって、これが日本漢方の特徴の一つになっている。

 これら本朝経験の処方として伝承されたもののなかには、秘方または秘伝として伝わったものも多い。処方の内容や分量など詳細のわからぬものもあるが、近代の研究者によって、有効性が再評価され、著名になった処方も数多くある。

 甲字湯(コウジトウ)、乙字湯(オツジトウ)、柴陥湯(サイカントウ)、治頭瘡一方(ジズソウイッポウ)、連珠飲(レンジュイン)、女神散(ニョシンサン)、紫根牡蛎湯(シコンボレイトウ)などは、今もさかんに活用されている処方である。

 また現代のものでは、大塚敬節先生創方の「七物降下湯(シチモツコウカトウ)」など、有名なものがある。

 ■漢方と西洋医学の違い

 西洋医学は解剖学・病理学を基礎において立てられた医学で、西洋医学の病名は、解剖病理学と動物実験に基づく病名、あるいは診断名であることが多い。

 西洋医学は人間の体を、自然界(自然的環境)から切りはなし、別個のものとみなして、人体の解剖学的臓器や器官の「病理学的な変化」に病気の実態をみているのである。

 現代医学・薬学は「科学的」であると誇称している。そして、その基礎においている「動物実験」も、大局的にみると非常に短い期間のものであるのに、ある程度の効能をみとめると、ただちに人間に応用され研究されている。製薬会社が医師を通じて患者に与えているもののなかには、人体実験中の薬物が相当あることに気づかねばならない。 

 もちろん、それら薬品のなかにも優秀なものは含まれている。しかしなんらか不都合があると、医師にも一般人にもわからぬうちに消えてゆく薬品もあるのである。

人間と動物との本質的な違いを無視し、動物実験による医・薬学には、現段階では限界があり、薬禍が問題化されるのは当然であろう。「人間は動物ではあるが、動物は人間では絶対にない」ことを銘記すべきである。 

 さて、漢方の病態の把握の方法は、西洋医学のそれと、根本的に相違している。漢方は病気というものを、人体と自然的環境との交流循環の障害、または異常とみなしている。漢方では、人体の病態を、気・血・水の運行(めぐリ)の障害と判断する。

 漢方で使用する薬は、天然の生薬である。何種類かの生薬を組み合わせて水で煎じて服用する場合が多いので、生薬のもつ複雑な作用を充分発揮することができる。人体を構成する成分の約70%は水分であり、水はあらゆるものをとかす力があるからである。

 漢方の薬は、数千年という長い時間をかけて、幾多の先哲たちによって使用され、淘汰され、伝承されてきたものばかりで、すべて人間の体を通して(つまり人体実験で)有効性を確かめられたものである。漢方薬の再認識・再評価が注目されているのは、まったく当然のなりゆきである。

 現代西洋医学が、ウイルヒョウ(18211902)の細胞病理学説以後、それまで積みあげてきた経験医学の多くをすてさってしまったのは、まことに残念なことの一つであろう。

 現代西洋医学は基礎研究と伝統をもつ立派な医学である。電子顕微鏡や各種の器機分析法の実用性、ことに生化学の進歩に伴う業績はめざましく、生化学を知らずしては現代医学を語れないくらいである。病気の実体も微にいり細を穿ち究明されてきている。

  細胞単位で分子レベルの研究が成果をあげている。精神と身体医学面での研究もとりいれられている。また気候内科や宇宙医学など、医学と自然とのかかわりあいも研究が着手されつつある。 

 しかし、これらすばらしい研究業績をもってしても、なお多数の病人があり、増加している事実は、立派な研究に伴った完璧なる治療法が少ないからではなかろうか。まことに遺憾なことである。

  これら研究面と治療面の不合理性については、治療法の基礎となっているものが、抽出あるいは化学合成した薬品に依存していたり、強力なる放射線などによって治療しようとする傾向にあるからであって、病気をもつ「病人が自然界の存在物」であるという点や、また病気によっては、疾病の真の原因が人体の「外からの自然の力(漢方では風寒暑湿燥火などとよんでいる邪気、別な表現をすると、天地自然のもつマイナスのはたらき、マイナスの力、または宗教的に表現すれば神霊などの作用)」の人体におよぼす影響にあるといった点をまったく無視し、ただ局面的、対処的にしかみていないので効果が出ないのではないかと思われるふしがある。 

 現代医学の主流を成しているのは、ルネッサンス(文芸復興)以後のデカルト哲学に基礎をおいた、自然哲学思想による医科学であり、宗教と断絶した医学である。ヨーロッパでは、医学はキリスト教に抵抗しながら発展発達してきたのである(ここに重大な意義がある)が、日本にシーボルトによって伝えられた(1823年)西洋医学は、当時の歴史的背景(鎖国政策やキリスト教禁制)のため、まったく宗教と断絶した、宗教に牽制されない純粋の自然科学としてはいってきたのである。 

 徳川幕府により人為的にゆがめられてはいったこのような医学体系が、現代の医学、医学教育につらなっているのである。純然たる「自然科学的」医学が、日本の現代医学体系の嚆矢コウシ(高いうなりをたてて飛ぶこと)となっているといえよう。しかし、これは医学本来のあり方ではないのかもしれない。というのは、医学は「人間」を研究対象とするものであって、動物を対象とする生物学や動物学とは違うからである。 

 人間の身体は「心」を表現する器(機関)である。動物と違い、「心」を治療することが、人間の病気治療の上では是非とも必要である。本来、宗教というものは人の心を導き、本心を開発するものであろうから、人間の病気にはどうしても宗教によらなければ「本質的」に冶すことが不可能なものがあるのではないだろうか。西洋医学も、原点としてキリスト教と伴侶であったのであるから、やがてまたその思想が医学にとりいれられる時期がくるかもしれない。 

 かって中国から日本に医学を伝えた、田代三喜と、その弟子で日本に医学を広めた曲直瀬道三は、僧籍にあったので、医の倫理に厳しかった。そして病人に対する医師の心がまえの第一は「慈悲」であるとしたのである。日本の漢方は伝統として、患者を「病んでいる人」としてみて、「人間を離れた病気というものはないのだ」と考えてきている。すなわち漢方は、人間の心をも同時に治療しようとする、「愛」の医学思想をも、そなえもっているのである。 

 漢方は心と体は一つのもの、すなわち心身一如の立場に立っている。喜怒憂思などの感情(心)が肉体(ことに内臓)に影響を与えることは、精神身体医学の分野でも証明されているが、漢方(東洋医学)では数千年も前からこの事実を診療に応用して効果をあげているのである。 

 近年、現代医学で免疫学をはじめとして、広く有用な実験動物として使われている「ヌードマウス」は、先天的に胸腺を欠損し、リンパ節に胸腺依存リンパ球(T細胞)を欠如しているので、非常にすぐれた利用性をもっている。胸腺と免疫にかんする研究はいうまでもなく、異種移植が可能なことから、がんの研究をはじめとして、疾病モデル動物として、大きな成果が期待されている。 

 病気が発病・発症するのは、病原体や病毒が原因となるだけではなく、生体(病人)のがわにも、病気になる原因や素因が多分にあるのだ、ということに気づき、研究されてきているようである。

 このような生体のもつ欠陥、すなわち「防衛力欠如の状態(病毒に対して抵抗力のおちた状態)」が実在するということは、漢方(東洋医学)では、すでに数千年前からいわれ、その治療対策も整備されていることであり、なにを今さらというべきであるが、現代医学においても科学的に証明されつつある傾向は喜ばしいことである。漢方の薬理や薬効の研究にも、ヌードマウスは導入され、研究されねばならないだろう。 

東西医学の相違点
西洋医学 漢方
科学的 哲学的
分析的 総合的
局所的 全体的
外科的 内科的
対「症」的 対「証」的
理論的 経験的
基礎医学的 臨床医学的
予防医学的 衛生医学的
社会医学的 個人医学的
病原体を予防 体質強化で予防
自然征服的 自然に順応的
動物実験が中心 人体の経験が中心
細胞病理学的 体液病理学的
他覚症状を重視 自覚症状を重視
純粋化学薬品使用 天然生薬使用

図説:東洋医学より。





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