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◆心系統
東洋医学で言う心の働きは、心、小腸を根と幹として、思惟活動・血管・舌・面色・発汗・熱・上肢など枝葉に関連をもって、免疫力や、栄養の輸送をはじめ、発熱・放熱(体温調節)などのコントロールに関与している。心と肝とは、肝が母、心が子の母子の関係で、脾とは子が脾、心が母の母子関係にあり、肺とは肺が妻、心が夫の夫婦関係で生理作用が行われ、腎とは腎が夫、心が妻のような関係で、お互いに協合しながら生理を行っています。
※夫婦拮抗関係:夫は妻を制御しならが協力関係である。
※兄妹協力関係:並び立ちながら協力する。
◆身体全体が心である
ここで最初に断っておきたいのは、西洋的な考え方と東洋的な考え方を別々にして考えて欲しいのです。本来これらは一緒のものですが、漢方医学と現代医学では、観点と表現の仕方が違いますから、一応分けて覚えてください。現代医学で、まだハッキリ分かっていない事も説明しますので、両者の違いなどをあまり比較しない方がよいと思います。また、自分の分からないもの、知らないから信じない、と云うのは東洋医学を学ぶ上でよくない姿勢です。
◆全体をみると
現代医学的に心臓をみた場合、心臓は左胸部第五胸椎の辺にある、こぶし大の器官ということになります。一方、東洋医学では、「身体全体が心である」と云います。それは、例えば肝にしても脾にしても肺にしても、また腎にしても五臓はすべて全身でなっている、と云う考え方をしています。
何故かと云うと、右の手と左の手は違う人のものではなく、たとえ違った働きをしていても全部その人の物です。それを“全機性”といいます。我々が集中して一つのことが考えられ行動できるのも、全機能性だからです。全身をめぐる血管と心の働きは異なってはいますが、同じ仕事をしているのです。違った力で同調している訳です。名称は、二の次で、脈管は心の働きをしているのか、していないのかと云うと、血脈(血管)の方が遙かに容量も多く、働きも広範囲です。
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