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●東洋的な真理
「真理の意味」
漢字は形であって形には必ず「気」があります。ここで言う気とは、一般でいう「意味」と言うことです。そして一つの文字には沢山の意味があ、その意味を我々は全部教わってはいません。表面的・部分的にか知らないのです。にも拘わらず、言葉を聞いて簡単に納得して理解したように思います。東洋医学で、使われている文字の漢字は外国語で、その奥深い意味を一文字ずつ知る必要があります。
真理の「真」は、真ん中・真面目・真正面・写真などがあります。これらを総合すると、真には『中心』とか『本当のもの』といった意味があります。「理」は、理由・理屈・理論・理性などに使われる。そこには、道筋・系統だった〜などの意味があります。真と理をくっつけると『中心にある本当の道筋』と言う事になります。それは、大宇宙を貫く中心の筋道で、天地を貫く真理のことでです。心理と真理は違いがあります。心理は人の中に限った理で、真理は、人間以外の動物・植物・鉱物など地上のすべてのものに共通して働く宇宙の理です。
◆大親を知る
我々は、両親から生まれたように思っていますが、本当は、天地宇宙という“大親”から生まれいるのです。近視的に観ると父母から生まれている訳ですが、本当は宇宙という大親が父母の肉体を通してつくったのです。その證拠に、人工的に人間だげではなく虫一匹も作ることはできません。宇宙に行けるロケットはつくれても、人間や動物・植物は絶対に作れないのです。(人間が生存して数万年、クローンを作る段階にようやく差し掛かった)地球は、宇宙の進化の過程で生まれ、人や植物動物は、地球の進化の段階で生まれたのです。
マッチをすって火をつける場合、マッチをするのは人間の行為ですが、火がつくのは宇宙自然の力です。この宇宙と人間は、親子関係にあり両者が同じ機構であるので、古人は「天人同一」と表現しました。このような大親の働きを”真理”と言うのです。この真理を平面的にしか理解できない我々に、古人は理解しやすいように「陰陽・三才・五行・易経の六十四卦」などを残したのです。これらは宇宙真理の方程式と言えます。
この真理で、人間や社会や他の地上のものは形成されており、物理・化学・医学・法律・経済などの学問は、この真理の細かい部門を研究しているに過ぎないのです。それらの真理を、一部の学者が始めて発見したかのように言っている事は、本当は、元から決まり切ったことを、初めて知っただけの事でなのです。
この世の真理は、不明な点がに多く、未解明の物の方が多いと言うことです。原子や鉱物や植物、また社会の構造とか働きなど、すべての物は、深く研究して行けば、二つに分解で出来たり、五つの働きから成っている事が分かると思います。
地球上のすべての物は、同じ太陽光線を受けても、一方は人間になるし、一方は植物になり、一方は鉱物になります。同じ働きによって違った形ができているのです。この同じ働きのことを"真理"とも言うのです。正しいか正しくないかと言うことも、宇宙の真理に基づいているのか否か、と言うことです。正しい行動、正しい生活、正しい学説、正しい法律、正しい治療と言えるのは、それが宇宙の真理に従っている時だけです。法律や規律は、時の為政者の都合により決め、決して宇宙の法則に従った事は言えないのです。
◆真理を学ぶために
東洋のものはすべてそうですが、十の能力しかない人が見ると、十の能力でしか判らないようになっています。百の能力の人が見ると、同じものを見て百の事が判るようになっているのです。背の低い子供は自分の回りしか見えませんが、背の高い人は遠くの物まで見通すことができるのと同じ理由です。
真理は、その人の力量に応じて現れてきます。これから初めて東洋のものを学ぶ人は、むしろ自分の今までの知識を横に置いて、頭を空っぽの状態にて勉強してください。空っぽのコップの方が、物が入っているコップよりも多くの物が入れられます。また、分からないことが有っても、否定しないで一寸横に置いてください。必ず分かる時がきます。 |
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