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◆肝系統について
肝の働きは、肝臓、胆嚢を根として、神経組織・筋肉腱組織・皮膚組織・爪・眼などと関連をもち、知覚・運動・血液代謝・発熱・栄養代謝・解毒などに関与している。
●東洋医学の考え方
東洋医学的に言う肝は、西洋医学的にいう肝臓だけを指しているのではありません。東洋医学では、肝系(肝臓、胆嚢、自律神経、筋肉、腱、皮膚、爪、眼、知覚、運動、血液代謝、発熱、栄養代謝、解毒など)として、広範囲の働きも含んでいます。肝、つまり肝系は、肝臓という臓の根に対して、胆のう・神経・筋肉・腱・皮膚・爪・などの各臓器組織が枝葉的に関連しあいながら働いています。肝機能が低下したような場合には、体のあらゆるところに問題が生じて、上記のトラブルは全て肝と関連があります。
皮膚に問題が起こった場合は、皮膚は肝と拮抗関係にあるので、必ずそこに肺との問題が生じてきます。そして、眼にも問題が生じてきます。例えば心臓が苦しいといった場合は、肝からきていることが多いのです。病気中でも末梢的症状である心悸亢進を考えるより、その根っ子を治す必要があります。心悸亢進という一症状から、その奥にある病気原因となっているものを考える必要があります。原因の根っ子をみつけ出し、取り除くことが重要で、根本を取り去れば、末梢的な症状は自然と消えてしまいます。
咳が出る場合でも、咳を止めることが目的である咳止め薬を飲んでも駄目です。病気の葉を切り取ってもまだ根はあるので、また病気の葉は直ぐに出てきて又咳が起こります。末梢を切り取っても一時しのぎにすぎません。ただ、咳で辛いと時には一時的に使用するのは良いが、継続的に咳止めを使っても駄目です。
この場合は、咳止めを目的とせず、原因となる冷えが根に成っているので、体を温める方法を用いるのです。冷える原因は腎が弱っているからです。冷えは腎と関係が深いので、冷え症の人は腎の力が落ちているのです。守る力がないから、冷えが中に入ってしまっているのです。ですから、根本の治療としては腎を補うことです。そうすれば咳は治ってしまいます。(免疫力の低下も腎機能の低下である) |
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