■食べ物と漢方
主食と副食
病気と食べ物
偏食について
旬の食べもの
幼年期の食事
少年期の食事
青年期の食事
中年期の食事
老年期の食事
飲食の量
飲食の時間帯
■睡眠と休養
睡眠の時間
季節と睡眠
■過労と病因
■薬膳の話し
■民間薬と漢方
■漢方薬の安全性
■漢方薬の豆知識
■舌診と漢方
■東洋医学入門
■免疫と食事
■免疫と漢方薬
■免疫の仕組み
■免疫力を高める生活
■牛黄1
■牛黄2
■鹿茸
■水毒の話し
■体温の話
■循環障害とお血
■店舗紹介
■ご相談の方法
■漢方Q&A
■宅配のご案内
■当店の治療方針
■漢方処方解説
■漢方薬参考資料
■漢方薬電子辞書
■八蒙会会員
■四柱推命無料鑑定
身近にある食べ物が漢方薬の原料です。
■牡蠣肉エキス
■味覚障害
●スポニチ記載
●漢方雑誌サライ記載
●薬局新聞記載
|
|
●十二支の作用
我々は十二支を十二の動物に配当しているが、東洋医学では事物が繰り返す、生→長→収→蔵のことを云っているのです。
✤冬:初冬・仲冬・晩冬(11~1月)
✤春:初春・仲春・晩春(2~4月)
✤春:初夏・仲夏。晩夏(5~7月)
✤秋:初秋・仲秋・晩秋(8~10月)
「冬」
・亥(核)種子の中で、核が確立されるとき。人間では、精子や卵子が両親の体内でつくられるとき。
11月核。
・子(孕)寒い冬の地下で、陽気を種子の中の芽として、身ごもってはらむ姿。人間で言うと卵子が精子を取り入 れた姿。12月孕む。
・丑(紐)種子が、地中に根を張った姿。人間で言うと、卵子が子宮壁に着床して固定され、やがて胎児が臍の緒 を出した姿。1月丑ちゅう
「春」
・寅(演)発芽の姿である。静から動への変化。人間で言うと誕生。2月 演のびる
・卯(茆)双葉が盛んにでる姿。木気盛ん。人間で言うと7歳位の頃で、腎気が盛り上がり、髪が長くなり、歯が 永久歯に生え変わる。3月卯さかん
・辰(震)ドンドン伸長する姿。人間では15歳頃で、女性は生理が始まつり、男性は精力がついてくるころ。
4月ふるいたつ。(2月3月4月)
「夏」
・巳(巳)生長がストップし、すでに成る。また、果実の元を作るころ。(紀もと)やむ人間では20歳の成人で、 腎気が体の隅々まで平均して行き渡る。
5月やむ
・午(忤)生長した後、肉付きの頃。余裕期。外見は盛んであるが、すでに、陰気が入り始める。人間では、30歳 のころで、身体は旺盛を極める。6月さかん。
・未(昧)真夏や、真昼の太陽の明るさで、ぼやっとする昼アンドン的くらい時期。また、加冷により『果実』に 味を付けるころ。人間では、40歳頃で、腎気の衰えが始まり、抜け毛・顔のやつれ・白髪が始まる。7月くらい
(5月6月7月)
「秋」
・申(伸)陰気がぐんぐん伸び、果実が成熟する時期。人間では50歳頃で、陽明・少陽・太陽の陽脉が衰える。とく に顔を巡っている陽気が衰えるので、顔はやつれ、髪も白くなる。
8月のびる
・酉(醸)老成する姿。酒で醸造したとき。穀物は収穫のとき。人間では55~60歳の頃で女性は閉経となり、男性 は勃起に支障が生じ、共に肉体全体が衰える。9月。かもす。
・戌(滅)果実は大地に落ち、次の世代の種子になるものと、そのまま亡び死んでしまうものがある。種子になる ものは、大地に守られる。人間では、70歳以上で、髪は真っ白くなるか、全部抜け落ちる。歯も抜ける。歩行も 困難になる。やがて死に至り土に帰る。
10月めつ(8月9月10月)
以上のように、我々は1月~12月と生活圏で利用しているが、上記は農耕民族が暦に合わせたため、冬:11~1月春:2~4夏:5~7月秋:8~10月と配当し、更に二十四節季を生活の目標とした。
◆十干の意味
甲(こう)
新芽が孚甲を被っている姿に由来している。従い『甲羅』とか『兜』のように、外部をおおい、堅いという意味に用いられる。別の説では、太陽に向かい、芽が伸びる姿であるとも言う。
乙(おつ)
草木が屈曲して、次に伸びようとする姿である。
丙(へい)
炳あきらかと同じで、明著とか火明の意味である。冂かこいの中で火が燃えて盛んなことを表している。冂と火を合わせると『丙』となる。
丁(てい)
丁の字の上の『一』は枝葉、下の『亅』は幹で、草木が繁茂している姿である。若者のことを『壮丁』と言う。
戊(ぼう)
『茂』と同じで、旺盛な火気に刺激され地上の土気は盛んで、草木もその姿を最大にする。
己(き)
紀は始めとか元の意味である。地上においても陰遁が始まり、草木は果実をなし、固形化、枯衰化が始まる。
庚(こう)
『更』と同じで、改まる。かわる、の意味である。秋に至り、万物は皆その姿を変える意味もある。
辛(しん)
『新』と同じである。庚で改まって新しく出発する意味。
壬(じん)
壬は人の懐妊した状態を表したもので、『妊』と同じである。
癸(き)
冬に地の裂け目に水が入った姿を現しており、地上の空虚を示す。癸を(一揆はかる)意味にも用いた。種子を地上に出すために、地中で計画している状態である。
|
|
|
|