関節リウマチ腫れ痛み炎症漢方漢方薬漢方相談大阪のコンドウ薬局



日本中医学院卒業　北京・広州中医学院留学　日本自然療法学会会員　日本薬膳振興協会会員　八面蒙色研究会講師



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慢性関節リウマチ　　新し治療法　　漢方薬治療法

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	指の関節が痛い「朝指が強ばる」時は早めの受診を致しましょう。　関節リウマチへの考えが大きく変わりました。関節が痛み、破壊され、将来は寝たきりーではなくて、治療の進歩で、治る可能性が出てきたからです。　関節リウマチの発症で多いのは30～50代。女性が8割を占めます。初期の症状の表れはやや穏やか。指の関節がちょっと痛い。朝、手がこわばり変、ぐらい。「そんなときでも、リウマチ科に受診を」。　リウマチ専門医・指導医です。「大切な早期診断、早期治療の機会を逃さないことです。早期診断大事。「症状や関節のエックス線写真、血液検査を組み合わせて。最近は、ＭＲＩ（磁気共鳴画像）や血液中の抗ＣＣＰ抗体（免疫機能の異常を示す）の測定が早期診断に有用であることもわかってきています」関節リウマチの一番の問題は、金身の関節に炎症が起こり、破壊されることです。一度、破壊されたら元に戻りません。　その関節破壊は、"徐々に進む"というのがこれまでの考えでした。いまは違います。発症後の最初の1年間に、関節の破壊が"最も急速に進む"です。発症後６カ月以内のエックス線写真には、すでに関節破壊の初期変化が見つかることも多い。「だからこそ、できるだけ早期に診断を確定し、積極的な治療を始めることが重要になります」
	新しい治療法
	治療法も大きく変わりました。最初から効き目の強い薬を単独か、複数併用し、効果が出たら減量していきます。　第１に選ばれるのは抗リウマチ薬（免疫調整薬と免疫抑制薬）です。最初は免疫調整薬のブシラミン、サラゾスルファピリジンなどです。効果が不十分なときには、３カ月以内に免疫抑制薬メトトレキサートを中心とした治療に変えます。強力な抗リウマチ効果があり、進行性関節リウマチには必要不可欠な中心的薬剤です。　「これで約７割は関節の炎症が抑えられ、関節破壊を防ぐことができます」あとの約３割には「次の"手"の生物学的製剤を使います」生物学的製剤とは、遺伝子組み換えで細胞の中で生産した薬です。日本では現在４種類が承認されています。　生物学的製剤の一つ、インフリキシマブとメトトレキサートを併用した日本の３施設共同の臨床試験の報告があります。"投与１年後には患者の３割が寛解（症状のない状態）を達成した"「この生物学的製剤が新しく発場し、治る可能性も出てきました。通院を続け、よい状態をできるだけ長く維持することも大切になります」