日本中医学院卒業 北京・広州中医学院留学 日本自然療法学会会員 日本薬膳振興協会会員 八面蒙色研究会講師 |
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肛門周囲炎・周囲膿瘍 |
原因 | |
肛門内の歯状線上にある小さなくぼみ(肛門小窩)へ細菌が侵入して肛門腺に感染がおこる、これが肛門周囲炎の始まりです。そして、炎症が肛門周囲へ波及すると、徐々に化膿し膿がたまってきます。これを肛門周囲膿瘍といいます。 |
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症状 | |
肛門周囲炎の初期では、肛門内に違和感や痛がゆい感じがすると訴える人が多いようです。炎症が広がると赤くはれて、しだいに痛みが強くなっていきます。さらに化膿し、膿が多量にたまってくると、発熱し、かなり痛みも増強します。この痛みは排便とは関係なく、1日中重苦しい痛みが持続し、押すとはげしい痛みを感じます。また、赤くはれた部位がしぜんに破れて排膿することもあります。排膿すると痛みはらくになりますが、病気が治ったのではなく、痔瘻になったわけで、いずれにしても治療が必要になります。一方、膿が深部上方にたまったものでは痛みを感じないことがありますので注意が必要です。このような場合には、軽い症状でも見逃さないで早期に専門医にかかることが大切です。 |
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治療 | |
ごく初期の肛門周囲炎以外は、薬では治りませんので、肛門周囲膿瘍ではどうしても早期の診察が必要となります。 手術には切開排膿術と根治術があります。切開排膿術はあくまで一時的処置であり、これだけで根治させることはできません。したがって再手術による根治術が必要となります。また、深部上方に複雑に膿がたまったものでは十分に排膿できないことがあるので、注意が必要です。根治術では1回の手術で根治させることができますが、この場合は入院が必要です。 |
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