TOP　PAGE　　 　　　　　　　|ご相談の方法｜店舗紹介｜漢方Ｑ＆Ａ｜宅配のご案内｜　女性悩み相談室　｜

「不妊症と漢方薬」

back

	免疫異常が起きている
■食養の話し ■食べ物の話し ■民間薬と漢方 ■薬膳の話し ■生薬の安全性 ■漢方の治療方針 身近にある食べ物が漢方の原料です。 ■免疫と漢方薬 ■免疫の仕組み ■血液探検 ■薬草粉末販売 ■中国漢方の販売 ■処方解説 ■漢方豆知識 ■参考資料 ■漢方電子辞書 ■八蒙会会員 ■四柱推命無料鑑定	今日では、体が自己と非自己を識別し、非自己を排除しようとする過程をも免疫と考えます。この免疫は、体液性免疫と細胞性免疫があります。両者は互いに助け合い病気を起こさないようにしていますが、体を守る有利な反応を起こしているはずなのに、障害を起こすことがあります。この不利な反応をアレルギー反応といいます。
	自己免疫とは
	からだの健康を守っている免疫反応は、生まれつき体内にもっているもの自己に対しては抗体を作らないのが原則です。ところが、自己である身体を非自己と錯覚して、これを攻撃することがあります。そしてこの抗体を自己抗体といい、この反応を自己免疫疾患といいます。
	アレルギー反応と不妊
	免疫に何らかの異常がある者は、下記の反応に止まらず、せっかく着床した精子までも攻撃してしまうケースがあると言うことです。体液性の免疫グロブリン（IgＡ・IgＧ・IgＭ・IgＤ・IgＥ）は、体に有利に働いたり不利の場合もあり、複雑な免疫システムをしています。不妊症の中に、免疫グロブリン抗体と抗原（精子）の反応という現象が共通していると言われています。つまり自己免疫は必要な精子まで、不要な物と認識して排除してしまうのです。 　家族にアレルギーの者がいたり、輸血などで抗原が入ってくると、アレルギー反応を示すことがあります。このアレルギーの原因は非常に多く、これだと言う絶対的なものはありませんが、環境ホルモン、食生活、生活環境の変化などで生まれる、「活性酸素」なども影響しているようです。具体的にはストレス、過労、低体温なども免疫システムを狂わせ、不妊症の原因となっているようです。
	�T型アレルギー
	免疫グロブリンＥ抗体の産生を刺激する抗原は、免疫反応によって自身によって自身が攻撃される状態を誘発しやすいのです。こういう人たちは、遺伝的、体質的に免疫グロブリンＥ抗体の産生しやすい人で、とくに問題となるアレルギー反応です。このような抗原に反応しやすい家族性、遺伝性の過敏状態をアトピーといいます。 　免疫グロブリンＥ抗体の多くなるアトピー疾患の代表者は、気管支ぜんそく、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎です。このアレルギー反応は抗原の種類、侵入経路、季節、年齢、体質、遺伝的背景が複雑に関係しています。小児では気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎が多いのに対して、成人ではアレルギー性鼻炎がよくみられます。なお、免疫グロブリンＥ抗体は、このようなアトピー疾患のような不利な作用のみを示すのではなくて、ある種のウイルスや寄生虫の感染に対して防衛的にはたらいているので複雑です。
	�U型・�V型アレルギー
	抗原に、免疫グロブリンＧ・Ｍ抗体が結合した場合、その細胞は破壊されます。これを型アレルギーといい、溶血性貧血、血小板減少症、重症筋無力症など自己免疫疾患の成因となっています。 　免疫グロブリンＧ・Ｍ抗体が、細胞外で抗原と結合して免疫複合体を形成し、血管壁などに沈着して組織障害をきたすことがあります。この免疫反応は、血清病、腎炎、全身性エリテマトーデスの成因となっています。
	�W型アレルギー
	Ｔリンパ球が抗原をもつ標的細胞を直接傷害したり、抗原との反応を通じてリンホカインを分泌します。これを介しておこる組織障害性を型アレルギーといいます。この代表的な障害には、接触性皮膚炎、過敏性肺炎、同種移植拒絶反応などがあります。
	免疫システムを正常に戻すことで不妊症は解消される
	免疫システムは複雑で、弱っても過剰なっても有利に働いてくれないと言うことです。各種の免疫グロブリンを活性化すること、互いに制御して不利に働かないようにします。或いはＴリンパ球の中のＮＫ細胞を活性化すると、同じように免疫グロブリンの働きを調節します。
Copyrightc© 　　Kanpou-kondho-Pharmacy

「不妊症と漢方療法」