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不妊症



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機能性不妊

 器質性に問題ないのに妊娠しないものを言います。機能とは働きのことで、着床したが育てることができないなどは機能の低下といいます。最近この機能性が原因で妊娠しない方が増えているようです。では、機能性とは何を指しているのでしょう。 妊娠をする為に女性の「諸条件」が揃っていないと言うことです。昔から言われているある種虚弱なことです。虚弱と言っても、普通の生活はできるから複雑です。

 女性に原因が有る場合、一番多いのは骨盤内の冷えが原因しているようです。人は36、5度の体温を持っています。その体温が下がったとき様々な症状が現れ、不妊症もその一つと言えます。小鳥が雛を孵化すにも一定の体温が必要です。折角、着床したのに温め留めることができない状態が、身体の方にあると言うことです。

 このように温める働きがなど、良くないことを機能の低下と言います。 また、最近は低体温の女性が増えています。冷房の効いた部屋から、猛暑の環境に置かれると突然貧血のような状態で倒れる女性が増えているのも、「低体温症」が原因となっていることが多いと言われています。

 根本原因の多くは生活習慣にあるようで、冬場でもジュースやアイスクリームを食べ、野菜や果物の過食、風呂あがりにお茶やジュースを口にするなどです。寒いのにスタイルを気にして薄着をしたり、暑いといって過剰なクーラーの使用も大きな要因となっているようです。



漢方でいう不妊症の原因
気虚、陽虚、血虚、水毒、気滞、お血
気虚(ききょ)
 身体が疲れるかと、冷え性や、元気がなく倦怠感、胃腸のトラブルが起きる人を言います。気虚は生理不順になったり、生理血が少なかったり、生理痛が起きたり、寒がりで冷え性や、不正出血が起きるのも気虚が原因となります。


血虚(けっきょ)
 血虚とは貧血に近い症状を言いますが、血液の働きが十分でない場合で妊娠しない場合です。症状は月経不順、肌荒れ、目の疲れ、爪がもろい、筋肉痛などです。


水毒(すいどく)
 飲み過ぎや食べ過ぎて、身体の水分の代謝が悪くなることで妊娠を邪魔する場合です。現在「水毒」が非常に増えています。水毒は冷えの原因にもなります。


気滞、お血(きたい、おけつ)
 精神的なストレスによる各種の症状のことです。ストレスによって、月経が不順となって「排卵期」が定まらない場合です。血液が汚れて流れが悪くなり、本来の働きをしていない状態を指します。


 
 以上が漢方で言う「不妊症」の原因ですが、その他にも多くの原因が有ります。漢方療法は、根本的に体調を調えると言うこととを、最優先しています。ある程度の期間は必要かも知れませんが、内面から妊娠に耐え得る「諸条件」を作ることになります。

 当店の治療方針は、「気虚」「陽虚」を治療する処方の煎じ薬をベースに、問診カードから得た情報を元に、「体質改善薬」を配合し専属の処方を組み合わせいたします。体調が良くなればおのずと、ホルモンや自律神経のバランスが安定し「諸条件」が揃い「妊娠」は夢ではなくなるのです。



 

「不妊症と免疫療法」


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