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  4. 指示薬で7色を作ろう
  5. 指示薬で7色を作る具体的方法

指示薬で7色を作る具体的方法

  1. 準備
    • 指示薬
      • メチルオレンジ(MO)
      • ブロモチモールブルー(BTB)
      • フェノールフタレイン(PP)
    • 酸と塩基(すべて0.1 mol/L)
      • 塩酸(強酸)
      • 酢酸水溶液(弱酸)
      • 水酸化ナトリウム水溶液(強塩基)
      • アンモニア水溶液(弱塩基)
    • 蒸留水
    • 試験管 7、試験管立て、ガラス棒、万能pH試験紙、ゴミ入れ
  2. 方法
    1. 塩酸、酢酸水溶液、水酸化ナトリウム水溶液、アンモニア水溶液、蒸留水をうまく混合し、指示薬のメチルオレンジ、ブロモチモールブルー、フェノールフタレインをうまく使って、7色をつくる。試薬の混合にはガラス棒(よく洗い、蒸留水でゆすいだもの)を使う。もし、酸や塩基を混合していて溶液が試験管からあふれるようなら、廃液入れに溶液を捨てた後、試験管を水道水でよく洗い、蒸留水でゆすいでやり直す。

      注意)

      • 指示薬は1滴を加えるだけでよい
      • 加えた指示薬をメモしておくこと
    2. 7色がつくれたら、万能pH試験紙を3 cm程度に切り、7種の溶液のpHを調べる。万能pH試験紙の変化後の色と見本の色とを比べるとよい。pHを調べたら、試験管立てにpHの小さい方から順に並べ、提出する。

      注意)

      • 各試験管について、pHと色、加えた指示薬を表に記録する
  3. 参考(指示薬の変色域) 指示薬の変色域
  4. 記録
    pH
    加えた指示薬

    (各試験管に加えた指示薬をメモしておき、試験管をpHの順に並べ替えた後に記録する)

  5. 考察
    • 7色をつくるのに、工夫した点を書け。
    • 7色をつくるのに、苦労した点を書け。
  6. 感想