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歩幅と歩行速度の関係を求める具体的方法
- 準備
- 巻き尺(長距離を測定できるもの)、メジャー(数mを測定できるもの) 2、チョーク
- ストップウォッチ、手旗
- バケツ、大きな薄いスポンジ、水
- クラフトテープ 8、マジック 9、ゴミ箱
- 記録用紙
- 電卓、グラフ用紙 2
- 場所
- 分担
- 足あとをつける人(1人)・・・交代していく
- 足あとにマークする人(8人)
- 足あとに番号をつける人(1人)
- タイムを計る人(2人)
- 歩幅を測る人(4人)
- 記録する人(2人)
- 方法
- 測定区間(10 m)を歩く(走る)のにかかる時間を測定し、歩行速度を求める。
- 足あとから歩幅を測定する。
- 以前に測定した足の長さから相対歩幅と無次元速度を求め、関係をグラフ化する。
- 役割分担ごとの実験方法
- 足あとをつける人(裸足になること)
- 水の入ったバケツに足を入れ、水で足を十分にぬらす。
- スタート地点から歩き(走り)始め、測定区間内はできるだけ一定の速度で移動し、ゴールまで歩き(走り)続けること。
- スポンジの上で速度が変わらないようにすること。
- 自然な姿勢で歩くこと。
- 交代した人は前の人とは違った速度で歩くこと。
- 足あとにマークする人(1~2 mに1人ずつ)
- 足あとがついたら、クラフトテープを足あとのかかとの部分につける。
- テープにマジックで右足なら「み」、左足なら「ひ」とかく。
- 歩幅の測定が終わったらテープをはがし、ゴミ箱にすてる。
- 足あとに番号をつける人
- 足あとにつけたクラフトテープに1から順にマジックで番号をふっていく。
- タイムを計る人(測定開始場所に1人、測定終了場所に1人)
- 測定開始場所の人
- 足あとをつける人の体が測定区間に入った瞬間に手旗をすばやく上げる。
- 測定終了場所の人
- 手旗を見てストップウォッチを押し、足あとをつける人の体が測定区間から出た瞬間にストップウォッチを止める。
- 測定区間を歩く(走る)のにかかった時間を記録係に伝える。
- ストップウォッチをリセットする。
- 歩幅を測る人(右足担当2人、左足担当2人)
- メジャーで歩幅を順に測って、記録係に伝える。ここではストライド(右歩幅と左歩幅を加えた値)を歩幅としている。
- 記録する人(記録係1人、記録の確認係1人)
- 記録係
- タイムと測定した歩幅のすべてを記録用紙に記入していく。
- 記録の確認係
- 記録係の記入に間違いがないかをすべて確認していく。数字の聞き間違いや書き間違いのチェックをする。
- グラフ化・・・測定結果と計算結果
- グラフで使用する歩幅は、測定した歩幅を平均するのではなく、各歩幅の真ん中の値を選ぶ。
- 歩幅(縦軸)と歩行速度(横軸)のグラフを書き、点の近くを最も多く通る直線を引く。
- 以前に測定した各人の足の長さと今回の歩行結果から、相対歩幅と無次元速度を各測定ごとに計算する。計算結果は記録用紙に記入していく。
- 相対歩幅(縦軸)と無次元速度(横軸)のグラフを書き、点の近くを最も多く通る直線を引く。
- 感想