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微分方程式の基礎

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線形微分方程式

関数 yx とその n 次導関数 yn について、

Pnxyn+Pn-1xyn-1++P1xy+P0xy=Qx

Qx=0 のとき、線形同次微分方程式

Qx0 のとき、線形非同次微分方程式

Pix ( i=0,1,,n-1,n )がすべて定数のとき、定数係数線形微分方程式

重ね合わせの原理

線形同次微分方程式について、f1x,f2x が解なら、

C1f1x+C2f2x (ただし、C1,C2 は任意の定数)

も解となる

一次独立

n 個の関数 f1x,f2x,,fnxについて、どんな x についても

C1f1x+C2f2x++Cnfnx=0

が成り立つのは、

C1=C2==Cn=0

の場合に限るとき、f1x,f2x,,fnx は一次独立

線形同次微分方程式の一般解

f1x,f2x,,fnxn 階線形同次微分方程式の n 個の一次独立な解であるとき、これらの解を基本解といい、一般解は、

C1f1x+C2f2x++Cnfnx (ただし、C1,C2,,Cn は任意の定数)

ロンスキー行列式(ロンスキアン)

n-1 回微分可能な n 個の関数 f1x,f2x,,fnx に対して、ロンスキー行列式(ロンスキアン)は、

Wf1f2fn=f1xf2xfnxf1xf2xfnxf1n-1xf2n-1xfnn-1x

ロンスキー行列式について、

Wf1f2fn0f1x,f2x,,fnx は一次独立