2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最近の記事

12月6日 (水)   多田謡子賞

友人の徐翆珍さんが、第29回多田謡子反権力人権賞を受賞されました。
多田謡子さんは29歳の若さで夭折した弁護士です。
多田さんの遺志を将来に生かそうと、遺産にカンパを加え、基金を設立、1989年から顕彰が行われてきました。
受賞理由は、長きにわたる民族意識を原点とした平和・人権の闘いに敬意を表してです。
自分のことのように、ほんとうにうれしいです!

高槻市議会では今日は2つの委員会が開かれました。
傍聴に行けませんでしたが、川口洋一議員高木りゅうた議員が報告をして下さっています。
驚くことばかりで、怒りがこみあげてきました。


12月5日 (火)   原稿書き

昨日、今日と、原稿書きに集中しました。
ようやくでき上がり、締切ギリギリで送ることができました。
ほっとです。

今日の毎日新聞夕刊に、『府職員が維新質問案 9月議会前 部長指示で』と大きな見出しがありました。
読めば、堺市長選で忙しい府議に対し、そのあとの府議会での質問作成を部長が指示し、作成されたものの、実際には議員には渡らなかったとのこと。

行政に質問をつくってもらって、議場で読み上げるだけの議員がいるとしたら、なんと情けない!
議会はチェック機能ではなく、イエスマンと化していることになります。
議員自らがつくった質問か、誰かにつくってもらった質問か、何度も聞いていると、おのずとわかります。
文言や言い回しが、普段、使っておられる言葉とまったく違うからです。
府の部長はそんなつもりではなかったと言われていますが、府知事の会派の議員には、いつもこのようなことが行われているかと、疑ってしまいます。

同じ夕刊に青木理さんが、『現役自衛官の告白』と題した記事を書かれていました。
詳しくは、『サンデー毎日』に掲載されているそうです。
防衛省・自衛隊で機密文書の「漏えい犯」だと疑われた現役自衛官のインタビュー記事で、安倍政権の情報隠蔽の体質が明らかにされています。
森友・加計疑惑だけでなく、安倍政権の情報隠しは蔓延しているようです(大怒)。


12月3日 (日)   相模原事件

午後1時半から保坂展人さん(世田谷区長)の講演会に参加しました。
会場は生涯学習センター多目的ホール、主催はTJO・ケアネットです。
保坂さんの公務の都合で3時からの変更になりましたが、重い問題提起の講演で、心が痛みました。

「私たちは問い続ける『相模原事件(津久井やまゆり事件)』とは」と呼びかけられていましたが、『相模原事件とヘイトクライム』と題した講演でした。
ヘイトクライムとは、生まれながらの人種、民族、宗教、性的指向、障がい等の特定の属性を持つ対象への偏見や差別に基づく憎悪によって引き起こされる暴力、虐待です。
7月26日未明に起きた相模原事件、元職員が施設入所者19名を殺害し、入所者等26名に重軽傷を負わせた事件ですが、この事件はヘイトクライムです。
すでに2月に元職員は衆院議長公邸に「障がい者は安楽死を」との殺害予告の手紙を届けていることから、保坂さんはこの事件は2月から起きていると指摘されました。
保坂さんの友人の障がい当事者のお二人は、「大量殺人は入所施設だから起きた」「匿名報道により、死後まで被害者は差別されている」と指摘されているとのこと。
優性思想に基づくナチスT4作戦では、ナチスの承認のもと、「障がい者は安楽死を」と、精神科医たちが「灰色のバス」で障がい者を毎日集め、精神病院のガス室で殺害を行いました。
カトリック等の反対でヒトラーは中止命令を出したものの、いったん始まった障がい者の殺戮はとまらず、T4作戦は野生化し、多くの人が殺されたのです。
今回、世界は日本で起きたこの事件を注視しており、今、私たちは相模原事件は何が問題か、学校教育でも語らなければならないと、強く言われました。
国連で障がい者権利条約が採択され、発効したため、日本も締結に向け、条約に必要な国内法の整備が進められています。
障害者基本法、障がい者総合支援法、障がい者差別禁止法など、世田谷区での取り組みも紹介されながら、二度とこのようなことが起きないよう、東京と高槻で一歩を踏み出そうと、締めくくられました。

今日のお話は、保坂さんの著書『相模原事件とヘイトクライム』(岩波ブックレット)がベースです。
講演終了後に会場では売り切れ、帰りにジュンク堂に行きましたが、ここでも在庫なし。紀伊国屋に1冊残っていて、さっそく買ってきました。
保坂区長は午前中、地元で公務をこなし、高槻に駆けつけて下さいました。
先日のソウル市の職員の方もですが、行政の方が他の自治体にまで講演に駆けつけてくださることは、ほんとうにうれしく、ソウル市や世田谷区に温かさを感じました。
関係者の皆さん、ありがとうございました!


12月2日 (土)   答申の検討

午後4時から高槻ジェンダー研究ネットワークの公開学習会、11月15日に出された男女共同参画審議会の答申(男女共同参画計画中間見直しについて)を検討しました。
6人の世話人で分担、意見を出し合いました。
計画の中間見直しについては、答申を受けて行政素案が示され、12月20日からパブリックコメントが予定されています。
見直しに当たり開かれた男女共同参画審議会を4回とも傍聴しましたが、委員の皆さんは本当に熱心に議論して下さっていました。
しかし、パブリックコメントは、市の施策の意思形成過程で市民の声を反映させる貴重な場です。
私たち草の根市民にはこの時しか意見を出せません。
男女共同参画社会の実現をめざす市民の一人として、私もしっかり勉強して意見をだそうと、行政素案が出されれば、熟読しなければと思っています。
しかし、草の根市民が自分たちだけで計画を読みこなすのは至難の業だと、今日も痛感しました。

今回の審議会答申を読むため、情報公開請求の手続きをし、答申を入手しました。
議員在職中は、何かにつけ、このような資料はいただけていましたが、草の根市民になり、公文書を入手するには、時間も経費もかかることを、あらためて実感しています。

私が1991年の春、議員に立候補したきっかけは、JT医薬研究所建設反対運動でした。
バイオハザードを危惧した建設反対運動でしたが、そのなかで、住民は5件の公文書公開請求をしています。
いずれも最初は非公開、ないしは部分公開でした
もちろん不服申し立てをし、4件は全面公開など、住民側の主張にそった結果となりました。
1件のみ大阪地裁に提訴、最高裁で原告住民の全面勝訴判決が確定するまで10年かかりました。

自治体の公文書公開の姿勢は、その自治体が主権者である市民への説明責任をいかに果たそうとしているかのバロメーターです。
一草の根市民として、折々に高槻市の温度を確認していこうと思います。


12月1日 (金)   シネマde人権

午後6時半から「第4回シネマde人権」に参加しました。
主催は大阪市立大学人権問題研究センター、会場は大阪駅前第2ビル6階の大阪市立大学文化交流センター大セミナー室でした。

上映されたのは『たたかいつづける女たち〜均等法前夜から明日へバトンをつなぐ〜』(山上千恵子監督)、映画の後、伍賀偕子さん(フォーラム 労働・社会政策・ジェンダー 運営委員)が均等法は何をもたらしのか、1985年は「女性分断元年だった」と、現在に至るまでの女性たちの労働運動の歴史、課題を話して下さいました。
そして、意見交換、いろんな世代の方、職業の方が話され、あっというまに、3時間が過ぎました。

映画は、働く女性たちの闘いを描くとともに、歴史的な記録に終らず、現在の課題を検証され、何が問題かを明らかにしています。
竹中美恵子さん(大阪市大名誉教授)は、雇用機会均等法は女性差別撤廃条約批准のための立法のはずが、条約の精神に反する内容になっていると、批判されていました。
労働組合に入ったことがない私は、あと数回見て、竹中さんが指摘されている課題を共有したいと思いました。
意見交換の場でそのことを言ったところ、知人がさっそく、次はここであるよと教えてくれました。
「団結」というのは古い言葉にようですが、均等法の内容をめぐって生き生きと闘い続ける女性たちに感動です。
元気をもらって岐路に着きました。

私も大阪市立大学の卒業生ですが、残念ながら竹中さんの講義を受けていません。
これまでにも何度も竹中さんの理論を学ぼうと思いながら、学べていません。
幸いにも、高槻ジェンダー研究ネットワークの小松満貴子さんから竹中さんの著作集全7巻をいただきました。
うれしくて机の横に置いているのですが、なかなか集中して読むことができません。
労働政策論、体系的に学ぶ場があれば、参加したいのですが。

 

■ご意見・ご要望はこちらから
wasabi@osk3.3web.ne.jp

        
         

©二木洋子事務所