白龍の滝


神道では心身の清浄が重要視される。神様にお仕えする祭典やお参りに先だって、まず自らを清める必要がある。それがお祓いであり、手水舎などのお水で手や口中を濯ぐのもそのためである。そのような心身を清めるための最も厳重な行法が禊であり、そのため多くの神社では独自の禊場が備わっている。昔はほとんどの神社では近くの川を禊場としていたが現在では水質の汚染によってきれいな川がほとんど無くなってしまい、自然を利用した禊場も数少なくなっている。
当社の禊場はこの白龍の滝と呼ばれる滝である。高さ5メートル程ではあるが、山の急斜面を下ってくるのでその水の勢いはかなり激しい。また神道の禊だけでなく、修験道や仏教の行として当社のお滝を受ける人も多い。


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