御神体「天の磐船」


饒速日命が高天原より降臨に際し乗ってこられた天の磐船である。よく見られるその一部が地中に隠れた磐座ではなく、全く独立した巨石(高さ12メートル、幅12メートル)で他の石と絶妙のバランスを取りながら天野川の上に蔽い被さっている。その姿には、合理的な現代人でも天から降りてきたと言う神話を納得させる迫力がある。磐の舳先部分には大阪城築城の際石垣の材料とすべく試みて失敗した加藤清正の名前が彫られているが風化のため現在では見ることが出来ない。


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