膀胱痛の子宮内膜症、排尿痛の子宮内膜症、性交痛の子宮内膜症でお困りの方、コンドウ薬局にご相談下さい。
当店の治療方針は、病気の原因、病位、症候、臓腑、気血、虚実、寒熱など体質に合わせて、治療法や処方を決めています。お悩みの病名、症状を漢方の相談フォームにご記入のうえご相談下さい。 | ||||
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子宮内膜症 | ||||
【症状・説明】 | ||||
子宮の内側をおおう子宮内膜は、周期的に再生、増殖、分泌、月経の4つのサイクルを繰り返している。 しかし、これと同じ変化が内腔以外の場所に拡大し、増殖した場合は子宮内膜症という病気になる。その場所は子宮筋層内、卵巣、卵管、小腸、直腸、膀胱などさまざまである。 これらの場所にできた内膜症も周期的に変化し、血液はその周辺にたまっていく。それにより、様々な症状があらわれる。初期の段階ではそれほど症状がない。 しかし進行するとひどい月経痛があらわれ、痛みは下腹部から肛門まで起こるようになる。さらに症状がすすむと周囲の臓器に癒着することもあり、月経に関係なく痛みが激しくなり、不妊症の原因になったり、卵巣嚢腫になったりする。 他の症状としては膀胱痛、排尿痛、性交痛、体の冷え、下痢や便秘などがあげられる。子宮内膜症は、妊娠したことのない人や高齢初産の人に多く、20代後半から30代にかけてよくみられる。 |
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【原因】 | ||||
はっきりとした原因は明らかにされていない。しかし、月経時に剥離した子宮内膜組織は、普通は膣を通り外へ流れるが、その一部が卵管を逆流して腹腔内に着床し、増殖すると考えられている。 他にも、ストレスや食生活の欧米化、疲労、環境ホルモンなどによりホルモンのバランスが崩れ、卵巣機能の働きが悪くなるために起こるといわれている。また、近年アレルギーとの関連も指摘されている。 |
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【対策】 | ||||
子宮内膜症の原因が明らかにされていないため、決め手となる予防法はない。しかし、ストレスや食生活など、生活習慣とホルモンのバランスの関わりを指摘されているので、それらを予防・改善することが第一である。 強いストレスは避け、リラックスした生活をおくることを心がける。体の冷えに気をつける。適度な運動は血流を促進し、ストレスの発散にもなるので、進んで取り入れる。タバコはやめ、アルコールの多飲を控える。 食事の面では、不足しがちなビタミン、鉄分、ミネラル類を摂取するとともに、乳製品や緑黄色野菜、肉類、魚介類、大豆製品をバランスよく摂取すること。コレステロールの高い食品や、加工食品、添加物の多い食品を避け、塩分や水分も摂り過ぎないようにする。 子宮内膜症は、ひどい月経痛があるばかりでなく、不妊症の原因にもなるので、早期発見・早期治療が大切だ。そのためにも、年に一回は婦人科で検診を受けるようにしたい。 |
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