生物の体には、侵入してきた病原菌や毒性のある化学物質、突然変異によって生じた腫瘍細胞などを攻撃する免疫システムが備わっています。ただのタンパク質のかたまりであれば、バクテリアなどの微生物によって腐敗分解されますが、生物の体はこの免疫システムによって、ミクロの外敵と闘いをくりひろげて、これら外敵の侵入を防ぎ、排除することによって体の健康を維持しています。
健康人はこの免疫システムが健全に働いており、何の問題もありません。しかし、多くの人は、様々なストレス、バランスの悪い食生活、大気汚染などの公害によってこの免疫システムが崩れ、各種の疾患に悩まされているのが現状です。癌は老化などによる免疫力の低下が原因とされる説が有力で、アトピー性皮膚炎、喘息、花粉症、リウマチなどは免疫システムの過剰反応によるもので、エイズはエイズウイルスが免疫細胞を破壊することによって各種の症状が発症します。
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現在注目されているアガリクス茸(学名 アガリクス ブラゼイムリル)は豊富な多糖体をふくんでおり、多糖体は免疫システムを賦活する作用があると言われている。 免疫力を高めるだけでなく、過剰反応を抑える働きを備えており、免疫システムを正常化するのす。数多いにキノコ類のなかでも、このアガリクス茸は特に含有する多糖体の種類が多く、厳しい環境下にある現代人にとって、アガリクス茸は理想の機能性食品と言えるのではないでしょうか。 |
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