女性のための健康コラム
漢方薬は健康を維持するために、東洋医学の知恵が活かされています。経験豊富な中医師が漢方の知恵を生かして、あなたの「自然治癒力」を引き出すお手伝いをさせて頂きます。慢性病でお悩みの方、是非コンドウ薬局にご相談下さい。当店は体質に合った漢方薬をオーダーメイドで調合致します。
清水寺管長、松本大圓氏揮毫 薬食同源。健康の維持には食生活が大事と説いています。
当店は、病気の原因、病位、症候、臓腑、気血、虚実、寒熱など体質に合わせて、治療法や処方を決めています。お悩みの病名、症状を漢方の相談フォームにご記入のうえご相談下さい。

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46旬のものを食べよう(2)


現代は旬のものを大量に冷凍して1年中出荷したり、化学肥料や養殖技術の発達により季節感なく、野菜や魚が出回っていたりします。このように私たちが口にしている食品の質は、生物の自然な営みの形からはずれ、季節とは関係なしに大量生産され、人工的で不自然な促成飼育などにより、大きく変化しています。

最近、食卓から季節感がなくなったといわれます。昔は旬のものを食べるのはあたりまえのことでした。しかし、現代では、より体にいいものを食べるために、折々の季節にあった、よい食べ物を選ぶことが必要です。

自然のものが出回ることの多い旬の素材は、おいしくて栄養価も高いといえます。代表的な季節の旬のものをあげておきましょう。

春:カツオ、イワシ、アサリ、ワカメ、ジャガイモ、アスパラガス、タケノコ、イチゴ、ニンニクなど
夏:アジ、キス、イカ、ウニ、カボチャ、ナス、トマト、キュウリ、枝豆、ピーマン、スイカなど
秋:サンマ、サバ、サトイモ、リンゴ、柿、ニンジン、ウナギなど
冬:ブリ、タラ、カニ、牡蠣、ホウレン草、長ネギ、タマネギ、白菜、ゴボウ、ダイコン、ミカンなど
旬のものにはビタミンが多く含まれますが、そのビタミンも料理法でビタミンの残存率が変わってきます。野菜はゆでるにしろ、炒めるにしろ、大切なのは、短時間で一気に加熱すること。炒める場合は、熱容量の大きい大きめの鍋を煙が出るまで熱してから、青菜などを入れます。ザッという音とともに一度に水蒸気が上がれば成功。

表面の水分と油が一瞬にして入れ替わり、表面に油の膜ができ、中の水分を逃さなくした証拠です。ゆっくり加熱すると、この膜ができるのが遅くなるばかりか、酵素が働き、組織を柔らかくして水分を出してしまいます。

ゆでる場合に、熱湯にさらに塩を入れて高温にし、青菜を入れるのも、この酵素の働きを一挙に止めるためなのです。水溶性のビタミンB1、B2、Cの流出を最小限にするため、水で短時間に冷やします。

手軽にゆでる方法として、電子レンジを使うやり方もあります。ラップに包んで加熱。うまみが逃げず、ビタミン類も50%以上残存します。冷水にさらすと色よく仕上がります。
   
 
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