女性のための健康コラム
漢方薬は健康を維持するために、東洋医学の知恵が活かされています。経験豊富な中医師が漢方の知恵を生かして、あなたの「自然治癒力」を引き出すお手伝いをさせて頂きます。慢性病でお悩みの方、是非コンドウ薬局にご相談下さい。当店は体質に合った漢方薬をオーダーメイドで調合致します。
清水寺管長、松本大圓氏揮毫 薬食同源。健康の維持には食生活が大事と説いています。
当店は、病気の原因、病位、症候、臓腑、気血、虚実、寒熱など体質に合わせて、治療法や処方を決めています。お悩みの病名、症状を漢方の相談フォームにご記入のうえご相談下さい。

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アンチエイジング栄養学(2)
三大栄養素とは(生命を維持する上で重要な栄養素 糖質 脂質 たんぱく質)

1.糖質

 糖質は様々な食品中にいちばん多く含まれている栄養素で、体内に入ると、代謝されて水と二酸化炭素になり、その過程で発生するエネルギーが体のエネルギー源となります。糖質というと、甘いものというイメージがあると思いますが、糖質は砂糖やハチミツなどにはもちろん、米やスパゲティ、中華麺、うどん、そば、小麦粉、パン、餅、じゃがいも、さつまいも、里芋や果物にも多く含まれています。糖質は、体に入ると、最小単位の単糖に分解されてから代謝されていきます。

 単糖の中でも体に重要な働きをしているのがグルコース(ブドウ糖)で、常に血液中に血糖として存在し、体内の組織にエネルギーを供給できるようにしています。単糖類は果実やハチミツに含まれます。単糖が二つ結合したものが二糖類で、砂糖や麦芽糖などに含まれます。多数の単糖が結合したものが多糖類で、米や小麦、芋などに含まれます。

 糖質は人体に欠かせない栄養素であり、体や脳のエネルギー源となるものですが、現代では、不足することはほとんどなく、むしろ過剰摂取が問題になっています。摂取した糖質のうちエネルギーとして使いきれなかったものは、肝臓や筋肉にグリコーゲン(多糖類)として貯蔵されます。さらにこの貯蔵許容量を超えたものは脂質に変換され、体脂肪として体に蓄えられていきます。その結果、肥満、糖尿病、高脂血症などの様々な生活習慣病を誘発してしまいます。

 糖質の1日の摂取量の目安は男性の場合300g前後、女性の場合250g前後となります。ごはん1杯:約50g うどん1玉:約61g パスタ1人分:約60g 食パン6枚切り1枚:約45g バナナ1本;23g オレンジ半分:約12g みたらし団子1本:約25g どら焼1個:約40g ショートケーキ1個:約100g ビスケット3枚:約20g もの糖質が含まれています。

 このほか、おかずとなるものにも、もちろん糖質は含まれていますので、3食の食事の他にお菓子類を食べるとあっという間に摂りすぎてしまいます。では、できるだけ、糖質摂取量を減らせば良いのかといえばそうではなく、総エネルギー摂取量のうち、50%以上を糖質から摂る食事は高脂肪の食事と比較すると、体脂肪をためる割合が低くなっているという調査結果もあります。

 このことからも、成人病予防の観点からも、3食の食事をきちんと摂り、お菓子はどうしても食べたい時だけにしましょう。特に中年以降は毎日の少しの気遣いが大きな体型の差になって体に現れてきます。
   
 
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