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良いストレス、悪いストレス 大切なのはバランスです ストレスというとすぐ悪者扱いされてしまいますが、適度なストレスは必ずしも悪いものではありません。 ある程度の緊張感があると仕事や勉強の能率が上がったりしますが、実はこの緊張感もストレスのひとつです。全く緊張感がない状態ではミスをしてしまったり、やる気がでなかったりとマイナス面もでてきます。ただし、同じプレッシャーを与えられてもそれをバネによい力を発揮できる人と、負担に感じて実力を発揮できない人がいるように、同じストレスが人によって良くも悪くもなるのです。 私たちが生活するうえで受ける刺激は、全てストレスということができます。家庭や職場の対人関係のように、心のなかから生じる精神的なものから、広い意味では、空腹や飢餓、過労や睡眠不足、寒さや暑さ、気圧の変化、振動や騒音、有害な化学物質や大気汚染なども、ストレス刺激としてあげられます。これらの刺激に対して防衛反応を働かせ、心身のバランスを保つという意味では、適度のストレス刺激は私たちにとって必要不可欠なものです。 防衛反応が十分に働いている間は、ストレスは、血液の循環を改善し、胃液の分泌を促します。またホルモンの分泌をさかんにするため、血圧や血糖値、体温が上昇し、心身ともに活性化されます。これらは、ストレスの効用ともいえ、人間は適度のストレス刺激があってこそ、意欲的に生きられるのです。 しかし、過度のストレスが長期にわたると、防衛反応の限界を越えてしまいます。ストレス刺激に対して、抵抗力の増強が追いつかなくなると、からだの機能が全体的に低下し、様々な心身の病気につながります。 これくらいはなんでもないと、ちょっとした体調の変化を無視し続けることも、からだに悪影響があらわれる原因の一つです。精神的に強じんに見える人が意外ともろいのは、自分のストレスを素直に認めようとしないため、極限状態までがんばってしまうからです。しかも、ストイックでがんばりやの人ほど、しっかりバランスよく食べることこそストレスの最高の対抗策であることを忘れがちです。様々なリラックス法も一時的な効果はありますが、ストレスのレベルを把握し、自分の生活をもう一度見つめ直すという意味では、まず自分のストレスを認めることがストレスを病気にしない第一歩なのです。 |
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