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たかが便秘、されど便秘1 冷えると便秘になる、便秘になると冷える 便秘しがちな人は同時に冷え性でもあることがとても多いことをご存じですか。冷えと便秘は裏表一体なのです。 長い時間、腸に便をためておくと、ガスが発生し、血液の中に再吸収されて全身に回っていきます。毒素を含んだ血液は過酸化脂質を大量に含むため、ドロドロして流れにくくなっていますが、まず影響を受けるのは毛細血管です。毛細血管の太さはわずか0.02mm程度なので、血液が停滞しやすく、手足の指先に血が流れにくくなり冷えてくるのです。毛細血管はひとつひとつの末端の細胞に大切な栄養を補給するばかりでなく、36度以上の体温を全身に伝える暖房装置の動きもしています。便秘をすると末端の血管に血液が流れにくくなり、暖房装置が体の隅々までゆきわたらないため、冷え性になってしまうのです。 手足の冷えとともに便秘の症状として表に出てくるのが肩こりです。毛細血管を流れにくくなった血液は太い血管に集中するため、高血圧をひきおこします。手足に流れずに、頭の方にばかり血液が行くと、冷え性の典型的な症状「冷えのぼせ」の状態になったりします。便秘しがちな女性は腸や腎臓、子宮が冷えています。子どもを産もうと思っても、肝心な子宮が冷えすぎているというケースも少なくありません。冷えた子宮には血液が流れにくく、骨盤内に滞ってしまいます。これは漢方でいう「悪血」の状態で、様々な弊害がでてきます。血液が停滞している部分で頭痛がおきたり、肩こりや腰痛になったり、ひどいと腫瘍やポリープに発展してしまうこともあります。 便秘解消のポイントは、決まった時間に排便するくせをつけることです。一番いい時間は、夜のうち休んでいた内臓が活動をはじめる朝です。行きたいときに我慢するのはだんだん便意を感じにくくなってしまうので悪循環なのですが、朝行くタイミングを逃してしまうとなかなか行けない、という人も多いでしょう。朝ご飯もろくに食べずに、起きたらすぐに出社というパターンが便秘には一番悪いのです。朝の習慣にトイレタイムも組み入れて、たとえ出なくても座り、体を慣らしていくのがおすすめです。朝食は食物せんいを十分に含んだブランシリアルにヨーグルトをかけたものや、温かい玄米ごはんや味噌汁など十分な食物せんいと乳酸菌を摂ることも大切です。 |
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