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免疫力アップ講座 3いい汗かける体になろう 体温が高いことと免疫力は深い関係があります。免疫細胞であるリンパ球や顆粒球の働きが活発になるには、36度前後の体温が必要なのです。 平熱が36度以下の低体温の人は、食べたものを消化する酵素がうまく機能しません。温度が低いと赤血球が団子状になってしまうので、0.2mmの太さしかない毛細血管の奥まで入っていくことができません。放っておくと使われない毛細血管はどんどん退化してしまいます。血行が悪いと顔色が悪く見えるのは、皮膚表面に近い毛細血管が消えてしまっているのです。皮膚表面の温度が低いと皮脂もうまく溶け出してくれないため、肌も乾燥ぎみで、お化粧のノリも悪くなるというわけです。 体温がある程度高い人は、常にごく少量の汗をかいています。汗は、呼吸、尿、便についで大切な排出の役割をもっています。様々な化学物質を毎日体に取り込んでいる私たちにとって、有害物質を排出するシステムが機能しないということは死活問題なのです。 ただし、汗とともに塩分以外の微量ミネラルも排泄されてしまうので、にがり10%の入った塩で料理することも忘れないようにしましょう。 冷え性体質を改善し、いい汗をかけるようになるのにおすすめなのが「半身浴」です。浴槽に3分の1か半分ほど、ぬるめの湯を張り、乳房の下あたりまでを湯につけるやり方です。この方法ですと長時間体のシンから温まるのです。入るとき手は出しておきます。意識してリラックスし、のんびりと15分から20分は、じーっとしています。風邪をひかないように、溶室を温かくして、上半身はタオルなどでしっかりとガードしましょう。 お湯から上がったら、よく体をふき、体や足を温かくし、汗が出るようなら着替えて早々に就寝します。続けると血行がよくなり、消えていた毛細血管もよみがえってくるはずです。外食好き、特にラーメン好きの人は、十分汗をかけば塩分も汗と共に排泄され、血圧が下がります。 |
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