女性のための健康コラム
漢方薬は健康を維持するために、東洋医学の知恵が活かされています。経験豊富な中医師が漢方の知恵を生かして、あなたの「自然治癒力」を引き出すお手伝いをさせて頂きます。慢性病でお悩みの方、是非コンドウ薬局にご相談下さい。当店は体質に合った漢方薬をオーダーメイドで調合致します。
清水寺管長、松本大圓氏揮毫 薬食同源。健康の維持には食生活が大事と説いています。
当店は、病気の原因、病位、症候、臓腑、気血、虚実、寒熱など体質に合わせて、治療法や処方を決めています。お悩みの病名、症状を漢方の相談フォームにご記入のうえご相談下さい。

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抗酸化って何?2


野菜サラダの落とし穴

サラダやつけ合わせなどの生野菜を少し食べると、つい十分野菜を食べた気になりませんか。

体内での酸化を防ぐには、老廃物を体にためないことが重要ですから、抗酸化力があって、さらに食物せんいたっぷりの野菜は毎日食べたいものです。しかし、レタスやきゅうりなどのサラダ野菜は、野菜を食べたという気持ちにはさせてくれても、実際には便秘を治してくれるような食べ方にはつながらないのです。

特に冷え性の傾向がある人は要注意。これらの野菜はもともと夏が旬です。夏野菜には、熱くなりすぎた体を内側から冷やすという大事な役割があるので、これを寒い時期に食べてしまうと、外からも内からも体を冷やすことになってしまうのです。便秘を治したくて食べたつもりでも、冷えきった腸は動いてくれないので、きちんと老廃物を出し切れませんから逆効果になってしまうのです。ハウス栽培のおかげで、ほとんどの野菜は季節に関わらず一年中食べられるようになりましたが、野菜はそれぞれの旬にあった働きを持っているということが忘れられがちなのは残念なことです。

サラダ野菜は、緑黄色野菜(βカロチンの多い野菜)に比べてビタミンやミネラルの含有量が少なく、繊維質も圧倒的に少ないのです。特にパック入りの野菜サラダなどは徹底的に洗浄されて時間が経っていますから、わずかな栄養も失われています。サラダを食べるときはせめて自分で食べる直前につくりたいものです。

いつでも手足が冷たいという人には、生野菜や果物より、火を通した野菜のほうがおすすめです。同じサラダでも温野菜にすれば、量もたくさん食べられるので一石二鳥です。食物せんいは体内での有害な物質を包んで外へ排せつする作用があります。腸を直接刺激して蠕動(ぜんどう)運動を助け、便のかさも増やしてくれます。

野菜の中でも特にせんい質が多く、銅やマンガンなどの超微量栄養素を含む根菜類がだんだん見直されはじめています。野菜が足りないかな、と思うときは野菜サラダよりも昔ながらの日本のお惣菜を選びましょう。また、香りがよく肉厚な野菜ほど食物せんい、ビタミン、ミネラルが多いので、よく選んで買うようにしましょう。
   
 
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