秋に悪化する症状でお困りの方、コンドウ薬局にご相談下さい。
当店の治療方針は、病気の原因、病位、症候、臓腑、気血、虚実、寒熱など体質に合わせて、治療法や処方を決めています。お悩みの病名、症状を漢方の相談フォームにご記入のうえご相談下さい。 | ||
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秋に悪化する肺の病気とその症状 | ||
肺の病気と言えばすぐ肺結核や肺ガンを連想しますが、そのような重症な病気でなくても、肺の病症には他にも色々とあります。 漢方医学には「肺は呼吸を生る」「肺気は鼻に通じる」「皮膚は肺に属す」などの理論があります。つまり、漢方医学では呼吸器疾患・鼻の病気・皮膚病などの症状はみな肺の病症としてとらえているのです。 肺は皮膚と同様に直接外風と触れていますので、気候の変化の影響を強く受けます。そのため、肺が弱ければ皮膚の抵抗力も弱くなり、外界からのいろいろな病邪に侵入されやすくなります。 例えば、季節の変わり目などの気温が急激に下がったときに現れる「鼻炎」や空気が乾燥し始める秋に多く現れる「ゼンソクの発作」、春・夏・秋に悪化しやすいアトピー性皮膚炎」などはみな肺と関係があります。そのほか、一人で「ゼンソク」・「アレルギー性鼻炎」・「アトピー性皮膚炎」などを同時に持っている方もけっこう多く見受けられます。原因はやはり肺にあるのでして、肺の機能を強くしませんと治療は困難です。 肺の働きを強くするためには消化器系統(とくに脾)と腎の働きを強くしなければなりません。実はこの辺のところが難しいです。現代医学では一般にゼンソクには咳止めの薬を、鼻炎には抗ヒスタミン剤を、皮膚炎にはカユミ止めの薬を使うなどの対症療法を主にしますが、漢方療法では必ず脾や腎との関係をも重視して治療を進めます。脾や腎に対する同時治療は、つらい症状を取り除くだけでなく根本治療にもなります。また、副作用の少ないことも漢方療法の大きな特徴です。ですから、慢性病・体質病には漢方薬が適しています。 |
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