秋にカゼをひきやすくお困りの方、コンドウ薬局にご相談下さい。
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秋にカゼをひきやすい | ||
「カゼを引きやすい・しょっちゅうカゼを引いている・カゼの症状がいつまでも取れない」という人をよく見掛けます。何故このような事が起こるのでしょうか。 カゼは風邪(ふうじゃ)とも書き称され、外部から身体に侵入する病邪の一種です。カゼを引くということは、身体がこの風邪によって傷つけ犯されたことを意味します。一般に、体力のある人にはこの風邪をはね返す力がありますのでカゼにかかりにくく、またかかっても治りやすいのですが、体力の無い人は病邪に対する抵抗力が弱いためすぐに風邪に侵入されてしまいます。 風邪は外気に直接触れている皮膚や粘膜から侵入しますので、カゼを引きやすい人は皮膚や粘膜の弱い人ということになります。 漢方医学には「皮膚は肺に属す」という理論があり、皮膚や粘膜が弱い人は「肺」の働きの弱い人と考えられているのです。 以上のことから、カゼを引かないようにするには、まず皮膚や粘膜の抵抗力を強くし、肺を強化させることが必要になります。 漢方医学では「肺と脾は母子関係にある」と理論づけています。肺が子供で脾が母親というわけです。 丈夫な子供を生むためには母親が丈夫でなければなりません。このことはつまり、肺を強くするには脾を強くしなければならないということを意味しています。脾は消化器官を代表する臓でして、胃腸の弱い人はたいてい脾も弱いという傾向があります。 ですから、カゼを引きやすい人は肺を強くするだけでなく、脾を強化して胃腸の働き全体を丈夫にしなければならないと言えます。 |
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