漢方薬は健康を維持するために、東洋医学の知恵が活かされています。経験豊富な中医師が漢方の知恵を生かして、あなたの「自然治癒力」を引き出すお手伝いをさせて頂きます。慢性病でお悩みの方、是非コンドウ薬局にご相談下さい。当店は体質に合った漢方薬をオーダーメイドで調合致します。
日本中医学院卒業 北京・広州中医学院留学 日本自然療法学会会員 日本薬膳振興協会会員 八面蒙色研究会講師
清水寺管長、松本大圓氏揮毫 薬食同源。健康の維持には食生活が大事と説いています。
 
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ニキビの漢方治療

 ニキビは、漢方の最も得手とする分野の一つです。現代医学的の治療で手こずっているものでも、漢方で治療すれば綺麗なお肌を取り戻せます

 漢方治療なら、ニキビに伴ってあらわれる他の全身症状(顔のほてり、のぼせ、便秘、女性なら月経不順、月経困難等)も、ニキビが軽快すると同時に、解消します。早ければ数週間、遅くとも半年〜1年で完治することが多いものです。
よく電車の中などで、顔中ニキビだらけの人を見かけることがありますが、いかに青春のシンボルとはいえ、当人とすればどんなに辛らかろうと同情いたします。同時に、漢方の治療なら治る、ということを申しあげます。



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コンドウ薬局では八面体質論、あなたの体質を重要視致します。体質を知ることで正確な漢方医薬が選定できます。

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ニキビの原因とメカニズム


 ニキビは、皮脂の分泌が盛んな毛穴に、細菌が繁殖して起こる炎症です。漢方医学では、体内で発生した余分な熱が皮膚に影響を与え、そこに外界の熱の刺激が加わるとニキビができると考えます。そのため、体内のどこに熱があるか見極め、その熱を取り除いたり、余分な熱が発生しないように、身体のバランスを整えるといった治療が必要です。

 内臓として関連が深いのは、肺・肝・脾胃です。ニキビのような皮膚疾患と最も関係が深いのは肺の熱ですが、肝や脾胃におおもとの原因がある場合もあります。また、肝がコントロールしている、血に熱がこもってニキビができるケースもあります。実際の治療は、ニキビの色や炎症の度合い、できやすい部位などから、熱の程度と、どの機能に問題があるかという点を診断し、それに見合った薬を処方します。

 生活上の注意点としては、体内に熱を生む原因となる、辛いものや、脂っこいものを摂り過ぎないことが大切です。また、肌の清潔を保つための洗顔は、一日二回程度とし、皮脂を失いすぎないようにします。



漢方薬治療のメリット


 現代医学によるニキビの治療は、外用薬が主ですが、程度がひどい場合は抗生物質が使われることもあります。抗生物質は長く服み続けると副作用が出ることがありますので、内服治療は漢方薬のほうが適しています。

 また、からだの機能失調が原因でニキビができるような場合には、皮脂や細菌を取り除くだけでは根本から治すことはできません。このような場合にも、からだ全体のバランスを考えた漢方薬の治療法が効果的です。


部位による治療


 
当店の治療ではニキビの部位と経絡の関連を考え、原因と治療法を決め処方を選定します。

顔全部
 
顔は多くの経絡が通っていますが、一番は胃経・大腸経です。全体にできるときは、胃経・大腸経の異常を考えます。

額部とアゴ(口の下)

 衝脈、任脈の経絡上ですから、ホルモン分泌が深く関与しています。

鼻およびその周囲
 鼻の周囲に出るニキビは肺の湿熱が関与しています。

頬の周辺
 右頬は肺の熱、左の頬は肝胆の熱が関与している場合が多く、根本に胃の機能がうまく行っていない場合に、この経絡上にでることがあります。

こめかみの部分
 肝胆経で自律神経乱れで、ストレスが最大の原因と考えます。

口の周辺からアゴにかけて
 胃経の熱が関与している場合が多く、この部位に出来るニキビは特徴があり、ニキビの芯が深い部分にあり、化膿して患部が赤く盛り上がって、炎症の時期が過ぎても固まってしまいます。

くびから胸
 
くび、胸も胃経の経絡上で胃の湿熱が関与します。

背中

 衝脈、任脈、膀胱経の通路で、特にホルモンの問題が関与しますがが、治療では、胃腸系統の漢方薬を使うと背中のニキビが治ることがあります。



肺に問題があるニキビ・思春期などに多い

 ニキビの中で最も多いのは、思春期などに見られる泡粒大の赤い発疹です。このようなニキビは、主として肺の熱が原因で起こります。治療としては、肺にある熱の勢いを抑え、解毒して化膿を防ぐ処方が適しています。



化膿しやすいニキビ、白っぽいニキビ

 漢方は化膿したニキビの治療に幅広く使えますが、特に化膿しやすい場合には別の処方を併せて使用すると化膿を止める力が強くなります。また、便秘をともなう場合にも緩解いたします。化膿もなく赤みも強くないというニキビには、一般に良く知られているハトムギやドクダミを用います。

以上の処方は、ニキビ治療の基本となるものですが、脾胃や肝に問題があってニキビができている場合は、まず根本的な治療が必要です。そのうえで、ニキビの状態に合わせてこれらの薬を併用するとよいでしょう。



肝に関係したニキビ月経前に出る


 漢方で言う、「肝」は自律神経の調節などを行っていますので、ストレスは一番肝に負担がかかります。
 女性で、月経前になるとニキビが出やすく、ニキビの色も黒っぽいという場合は、血の機能が失調して、熱がこもってしまった状態と考えられます。女性は月経前になると血液中に熱を持ちます。その熱は上半身や体表部に症状が現れますので、少しでもニキビが出ている人は、月経前に悪化します。男性でもストレスや過労がたまると、女性と同じように悪くなります。


 この場合は、熱を取り除いて解毒する働きと、血の熱を涼す働きを合わせ持った処方を用います。また、熱の力が強く、すぐ化膿する場合には、別の処方を用いることもあります。



月経不順や月経痛をともなうニキビ

 月経の前になるとニキビが出るだけでなく、月経不順や激しい月経痛がある場合は、血の機能に問題が起こっていると考えられます。このときは、まず血を綺麗にする処方で、血の機能を回復させることがたいせつです。

 三十代以降になって生理不順が起こったような場合には、気血を調節する処方が必要です。ただし、これらは直接ニキビを治す薬ではないため、ニキビの程度に合わせて他の処方を併用するようにします。


側頭部や胸・肩などにできるニキビ

 血に関係する症状に加えて、イライラしやすい、脇腹や乳房が脹る、灼熱感があるといった症状をともなう場合は、血そのものより、血をコントロールしている肝に熱がこもっていると考えられます。この場合、ニキビのでき方も、こめかみから耳の前あたりや胸・肩などに多いという特徴があります。このようなタイプのニキビには、肝の熱を取り除き、機能を正常に戻す処方が効果的です。



脾胃に問題があるニキビ脂っぽく化膿しやすい

 普段から胃腸の調子があまりよくない人で、顔の皮膚が脂っぽく、ニキビの質も何となくジクジクとして、化膿しやすいという場合は脾胃にこもった熱と湿気が原因と考えられます。こういう場合は、まず胃腸の湿気を取り除きながら調子を整え、ニキビの程度によって他の処方を併用します。



いつも胃腸の調子が悪い人のニキビ

胸やけがする、便秘、ムカムカする、胃腸が何となくスッキリしない、といった症状が普段からあり、胃腸の調子が悪くなるとともに、ニキビが増えるという場合は、消化器系がうまく機能していないことが考えられます。

 このタイプの人は、ふだんから胃腸を調え消化器の機能を正常に戻しておくことがたいせつです。その上で、ニキビができそうなときに、専門の処方を服用するといった方法をとります。


ニキビの治療もいろいろ体質によって違います。漢方問診カードにご記入の上、ご相談下さい。

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