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漢方と民間薬百科:大塚敬節著書(主婦の友社)
や行
11ヨモギ キク科

別名:モチグサ
部位:葉、茎
薬効:切り傷、打撲、打ち身、子宮出血、痔出血、脱肛、かぜ、血便、食あたり、喉の痛み、咳嗽、腫れもの、腹痛、下痢、喘息、冷え症、皮膚病、痒み止め


使用法
切り傷
切り傷には、葉、茎ともに揉んで汁をつけると、血をとめる効がある。

打撲
 生の葉をすりこぎでたたき、そのまま患部にはりつけ、乾いたら新しいものととりかえる。

子宮出血
 乾燥した葉10gを一日分として、煎じて飲む。

痔出血
 脱肛痔には、乾燥したドクダミの葉とヨモギの葉それぞれ5gを、いっしょに煎じて飲む。出血をなおす効がある。脱肛には、ヨモギの葉を濃く煎じて温罨法する。

かぜ
 葉、茎とも10gを一日分として、煎じてあたたかいうちに飲む。

血便
 葉を揉んで梅干し大に丸め、みそで包んで焼き、毎朝一つずつを食べる。

食あたり
 生の葉、茎ともに絞り、汁を飲む。乾燥した葉は煎じて飲むとよい。

のどの痛み
 葉、茎ともに、汁を絞って飲む。のどが腫れて痛むときによい。

せき
 乾燥した葉、茎を煎じて飲むと、たんの切れをよくし、せきをなおす効がある。

腫れもの
 化膿したいうちに、生の葉を塩で揉んでつける。

腹痛
 生の葉、茎を絞って汁を飲む。また、急性胃腸病で腹の痛むものには、乾燥した葉4gに、白ムクゲの花六個を陰干しにしたものと、白ナンテンの葉または実3gを加えて、煎じたものを飲む。

下痢
 生の葉、茎ともに絞って汁を飲む。しぶり腹の下痢によい。

ぜんそく
 乾燥した葉を、煎じて飲む。

冷え症によいヨモギの座布団
 冷え症の人や、痔のある人は、ヨモギの葉の乾燥したもので座ぶとんを作るとよい。もぐさヨモギの葉の精製品で、灸治に用いるで作ってもよい。また、ヨモギの葉を入れた腰あてのようたものを作ってもよい。
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