9ユズ 柚子 ミカン科
別名:ユノス、柚
部位:実、葉、種子
薬効:扁桃炎、かぜ、のどに骨のたったとき、のどのつまり、ひびあかぎれ、歯痛、外傷 の出血、産後の腹痛、月経不順、リウマチ、冷え症
使用法
扁桃炎
種子の黒焼き6gを一日分として飲む。
かぜ
皮のまま実の汁をとって、それに砂糖をまぜ、熱湯を注ぎ、熱いうちに飲む。
のどに骨のたったとき
種子を押しつぶし、これに熱湯を注いで少しずつ飲む。また、押しつぶした種子を煎じてじ、その汁を飲む。
のどのつまり
のどにもちなどのつかえたときには、実のしぼり汁を飲むとよい。
ひびあかぎれ
実を刻んだものを酒につけておぎ、その汁をぬる。
歯痛
青い葉に露蜂房をまぜ、塩を加えて煎じ、口にふくむとよい。
外傷の出血
種子の黒焼きを、振りかけるとよい。
産後の腹痛
産後や、流産後の腹痛に、果皮を陰干しにして煎じて飲むとよい。
月経不順
月経不順や、古血のとどこおりで下腹の痛むものに、実の黒焼き一日量6gを酒で飲む。
リウマチ、冷え症
実をふろに入必ると、冷え症によく、神経痛、リウマチにも効があり、感冒の予防にもたろという。 |
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