1マタタビ 木天蓼 マタタビ科
別名:木天蓼、ウラジロ、カタジロ
部位
果実(虫の巣となった果実を虫癭といい、漢方ではこれを木天蓼と呼んで薬とする。秋、虫癭とり、熱湯にくぐらせてから、乾燥してたくわえる)葉、茎、木皮
薬効:疝気腰(ぎっくり疝気)リウマチ、神経痛、胃腸病、ねこの病気
使用法
疝気腰
俗に疝気腰と呼び、または腰の筋を違えたなどという腰の痛む症状に、果実10gを一日量として、煎じて飲み、さらに葉、茎を入れて風呂をたてて入浴する。果実で蒸し風呂たててもよい。また、虫癭を粉末にして、一回3~5gを飲んでもよい。婦人の腰痛にはとくによい。
リウマチ、神経痛
木皮10gほどを一日量として、煎じて飲む。また、虫エイを粉末にして飲んでもよい。
胃腸病
胃腸の弱い人は、乾燥した茎や葉一日量8gを、煎じて飲むとよい。また、木皮を煎じてもよい。
ねこの病気
木皮を粉末にしたものを、病気のねこに食べさせるとよい。ねこの喜ぶ植物である。 |
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