健康維持や予防なら民間薬で十分です。副作用もなくお茶代わりに安心して服用できます。
民間薬で病気の予防をしましょう。健康維持にお役立て下さい。
back
漢方と民間薬百科:大塚敬節著書(主婦の友社)
は行
33ホオズキ ナス科

別名:酸漿、鬼灯、灯籠草
部位:実、根、葉、茎
薬効:百日ぜき、咳嗽、尿閉、胸痛、いぼ、肩こり、かぜ、乳汁不足、産後の子宮出血、   ネズミの咬み傷、痔

使用法
百日ぜき
咳き込んで治りにくいせきに、実が赤くなる少し前に、葉、実、茎ともに黒焼きとし、一日量1~6gを飲む。乳幼児は1gを三、四回に分けて飲ましてよい。

水戸藩の藩医で名医として知られた原南陽の書物に、百日咳には灯籠草ほど効くものはないとあるが、この草が何であるかを私は知らず、また知っている人もなく、牧野先生さえ知らなかったが、数年かかって調べて、やっとホオズキであることがわかった。

戦後二、三年たって、この黒焼きを百日咳に用いたところ、果たして効果があり喜ばれたが、子どもは舌ざわりが悪いため嫌って飲まず、困ったことがある。蜂蜜で煉るか、錠剤にでもして用いるとよい。効くときは五、六日で咳がへる。また、実の皮を煎じて飲んでもよいという。

尿閉
生の葉をしぼって汁を飲む。また、葉を煎じて飲んでもよい。

胸痛
胸の痛むのに、赤い実の部分だけを煎じて飲む。

いぼ
実の汁をつける。

肩こり
実の汁をつける。
トップへ
大阪市住吉区山之内丁目番号コンドウ薬局06-6695-2069
コンドウ薬局の案内ご相談の方法サイトマップ