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漢方と民間薬百科:大塚敬節著書(主婦の友社)
な行
14ニワトコ スイカズラ科

別名:接骨木
部位:葉、茎、花(半開のを用いる)幹、根
薬効:打撲、打ち身、皮膚炎かぶれ、浮腫、むくみ、尿利減少、尿の出が少ない、魚の中毒、リウマチ、溜飲、便秘、かぜ感冒、とびひ、伝染性膿痂疹、乳幼児の湿疹、胎毒、夜尿症、寝小便

使用法
打撲皮膚炎
ニワトコは、別名接骨木と呼ばれるように、骨、筋肉などの疼痛をなおす効がある。葉または茎を濃く煎じて、患部を罨法するとよい。または、葉や幹の黒焼ぎを、小麦粉でねって、患部にはるのもよいし、ふろにたててはいってもよい。

浮腫、尿利減少
腎炎やネフローゼなどで浮腫のあるときには、茎の上皮をとり、その下にある緑色の甘皮20gを、一日分として煎じて飲むと、尿の出をよくする。

魚の中毒
葉または木皮の黄色の部分を、湯飲み一杯の熱湯に五分間ほどつけ、その汁を飲む。

リウマチ
葉を煎じた汁で、患部を蜀法する。生の葉の青汁で湿布してもよい。また、ニワトコの葉とトベラの葉とをいっしょに煎じて、その汁で罨法してもよい。

溜飲
これは、胸がつかえて口に水や胃液が上がってくる病気である。これには、根の皮を煎じて飲むとよい。

便秘
陰干しにした葉を煎じて飲むと、通じをつける効がある。生の葉を煮て食べてもよく、若芽を塩漬けにして食べてもよい。

かぜ
陰干しにした花を煎じて飲むと、汗の出がよくなる。花のないときは葉で代用する。

とびひ、乳幼児の湿疹
若芽を煎じた汁で、たびたび洗う。

夜尿症
花、葉、茎とも5~10gを一日量として、煎じて飲む。
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