13ニラ 韮 ユリ科
別名:コニラ、フタモジ
部位:葉、実、根
薬効:漆かぶれ、遺精、切り傷、日射病、下痢、寝汗、夜尿症、吐血、鼻血、血尿、胸腹 痛
使用法
漆かぶれ
漆かぶれで皮膚炎を起こしたときは、生の葉をしぼって汁をつける。
遣精
腹のすいているときに、実を三十粒ほど生のままで飲む。
切り傷
切り傷には、生の葉七枚について、ダイズ粒ほどの塩を加えてよくもみ、その汁を傷口につけて軽くしばっておくと、早く傷がなおる。
日射病
葉をしぼって、その汁を飲ませるとよい。
下痢、寝汁、夜尿症
ニラを鶏卵と煮たものを食べるとよい。
吐血、鼻血、血尿
ニラを塩で煮て食べると止血の効があり、鼻血には、ニラの葉を鼻腔がふさがるほどにつめこむとよい。
胸腹痛
胸や腹が痛むときは、ニラの葉を根といっしょに突きただらし、酢を入れてかきまぜ、炒ってから布に包み、痛むところをあたためる。
韮牛乳飲: |
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