健康維持や予防なら民間薬で十分です。副作用もなくお茶代わりに安心して服用できます。
民間薬で病気の予防をしましょう。健康維持にお役立て下さい。
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漢方と民間薬百科:大塚敬節著書(主婦の友社)
さ行
51ソテツ蘇鉄(ソテツ科)

別名:鳳尾蕉、番蕉、鉄樹
部位:実、葉
薬効:月経のとどこおり、疝気、淋疾、指の腫れ、外傷、痔

使用法
月経のとどこおり、疝気
月経がとどこおっているときは、熟した実を乾かしてから刻み、一個につき400㏄の水を入れて半分に煮つめ、一日分として飲む。または、実をすりつぶし、外皮をふるって除き、内部だけを粉末にして、一日に4~10gを飲む。疝気で、冷えると腹や腰が痛むものにもよい。

淋疾
葉を黒焼きにして、茶さじに一杯くらいずつ、一日三回飲む。または、実を煎じて飲んでもよいし、粉末にして飲んでもよい。

指の腫れ
指が化膿して痛むときには、葉を陰干しにしたものを黒焼きとし、米糊りでねって紙にのばし、患部にはる。たびたびとりかえる。

ふみ抜き
釘や、刺などを踏んだ時、葉を黒焼きにして、米糊りで煉ってつける。


葉を黒焼きとし、五、六枚分を七日間に分けて飲む。

淋疾に用いた体験
私の兄夫婦は、長い間病院通いをしてもなおらなかった淋疾を、ソテツの葉の黒焼きでなおしました。その後、多くのお友だちにもすすめて実験してもらい、この。ころでは最大の妙薬だとの自信を得ています。黒焼きには、焙烙を合わせて粘土で密封するのがいちばん簡単で、毎食前、茶さじ一杯半くらいずつ用いました。


痔痩に用いた体験
私の妹は長い間痔瘻で苦しみ、毎日病院に通って治療を受け、薬も飲みなどしていろいろ手をつくしましても、ちっとも回復せず、わずかの刺激を受けても激しく痛むという有様でしたが、知人からソテツの黒焼きがたいへんよく効くと教えられ、さっそく試みましたところ、二、三週間で膿も出なくなり、痛みもとまり、あまり長歩きさえせねば痛むことはたくなりました。ソテツの葉五、六枚を、焙烙に入れて蓋をし、黒くなるまで蒸し焼きにし、こまかく粉末にしたものを一週間分として、一日三回に飲みます。「主婦の友」の読者の体験

踏み抜きに用いた体験
私は先ごろ、チョとしたはずみに踏み抜きをしましたが、その当座はさほど痛まないので、そのままにしておきましたところ、三日目からとても痛みだし、そのうえ、刺が刺さっているので苦しみました。そのとき、ある人に教わって、ソテツの葉を七輪で黒焼きにし、その粉を飯粒で煉ったものを、一日に二、三回くらいずつ張り替えたところ、二、三日目から少しずつ楽になり、続けて貼っているうちに、刺もとれ、一週間くらいでくおってしまいました。「主婦の友」の読者の体験
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