39スベリヒユ(スベリヒユ科)
別名:馬歯莧、イワイズル、スベリヒョウ
部位:葉、茎
薬効:いぼ、利尿作用、痔、帯下、にきび、くちびるの荒れ、歯肉炎、しらくも、ハチ、毒虫刺され、丹毒、陰嚢のかゆみ
使用法
いぼ
生の葉の汁を、毎日三、四回いぼにすりつける。二、三週間でとれた例がある。または、葉に塩をまぜてもみつぶしたものをぬってもよい。また、陰干しにしたものを濃く煎じ、塩を少し入れてあたためてからぬるとよい。
利尿、痔、帯下
生の葉のしぼり汁を飲むと尿の出がよくなる。痔や帯下にもよい。煎じ汁を飲んでもよい。また、痔、帯下には、塩をまぜて煮た汁で、腰湯をするか、温罨法してもい。また、痔には、煮つめた汁で肛門を洗ってもよく、よく洗った葉をついて汁を絞り、煮つめて泥状にして、毎日肛門にぬってもよい。
にきび、口唇の荒れ
煎じた汁を塗るか、これで洗ってもよい。
歯肉炎
葉、茎ともに黒焼きにしてつける。
しらくも
生の葉をすりつける。
ハチ、毒虫刺され、丹毒
生の葉のもみ汁をぬる。
陰嚢のかゆみ
生、または乾燥した葉を煎じた汁で、たびたび洗う。 |
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